土木学会誌
関西支部

平成15年度施工技術報告会 主題「最近の建設技術と施工事例」
共催:(社)土木学会関西支部・(社)地盤工学会関西支 部・(社)日本建設機械化協会関西支部

三学・協会では,直接,設計・施工に携わった方々に施工技術の成果を報告していただく「施工技術報告会」を毎年企画しております。過去27回における当報告会には,官公庁・公社公団・建設業・コンサルタント業をはじめ広範囲の多数の技術者に参加いただき,好評を得ております。近年,事業の計画・立地に当たっては,建設現場の自然環境や住環境の保護といった観点から,種々の社会的要求が出され,事業者の企画の困難さは日に日に増しています。これに伴い,建設技術者も厳しい条件下での設計,施工を余儀なくされており,設計方法・施工方法・使用材料・施工設備など解決すべき問題は多岐にわたっています。このような困難な工事に対応するため,安全,環境との調和を前提に,施工方法の改善・開発さらには新材料・新技術の導入などに努めています。第28回目を迎える今回は,厳しい条件下で施工された建設工事の中から10件を選び,実際に施工に携わった技術者より施工事例を発表していただきます。日頃直面している諸問題について関係各位の相互啓発に益するところが大きいと存じますので,多数参加いただきますようご案内申し上げます。

1.日時 2004年1月16日[金]9:15−17:35
2.場所 建設交流館8Fグリーンホール
TEL 06-6543-2551(大阪市西区立売堀2-1-2
地下鉄四ツ橋線本町駅23番出口より徒歩5分)
3.プログラム
9:15−9:25 開会挨拶
田宮芳彦((社)土木学会関西支部支部長)
9:25−10:05 (1)群杭25度の巨大LNG桟橋建設について−堺LNG桟橋建設工事のうち桟橋工事−
大石富彦・木津嘉郎・岩森暁如(堺エル・エヌ・ジ−(株))
○多田芳郎・直田公造・山根 淳(西松建設(株))
10:05−10:45 (2)大規模土工事における施工CALSの開発
−関西国際空港建設工事への土砂供給事業に適用した精密施工の事例−
○大前延夫(滑ヤ組大阪支店(兼)淡路島出張所長)
海老原雄志・沖 政和((株)間組大阪支店)
建山和由(京都大学大学院)
須田清隆・黒台昌弘((株)ジオスケープ)
10:45−10:55 〈休 憩〉
10:55−11:35 (3)地下鉄直下でのシ−ルド掘進と機械式地中接合について−26号浪速共同溝工事−
吉田勝英・渡邉泰伴(国土交通省近畿地方整備局)
大桑昭治・西嶋正夫・石川善一・○板本栄一
(鹿島・清水・大成共同企業体)
11:35−12:15 (4)プレキャストセグメント工法による開削トンネルの設計と施工−第二京阪道路長尾東地区改良工事−
安藤佑治(国土交通省近畿地方整備局)
上原聖二・○丸井 宏(清水・間特定建設工事JV)
寺口秀明((株)日本ピーエス)
12:15−13:05 〈昼休み〉
13:05−13:45 (5)市街地における大深度掘削・地下躯体の施 工−新関電ビル(仮称)建設工事−
永野 徹(関電産業(株))
北野剛人(関西電力(株))
赤木一雄・川島 豊・穐山和生・○林  誠
(竹中・大林・鴻池・浅沼・錢高・奥村JV)
13:45−14:25 (6)市街地における大規模道路工事の環境対策について−第二京阪道路枚方北工事−
真 伸行(日本道路公団)
中野 計・門脇尚登・○渕先弘一(鹿島建設東急建設JV)
14:25−14:35〈休 憩〉
14:35−15:15 (7)自然環境の保全・創出に配慮した一級河川淀川での護岸工事−柴島地区耐震対策その他工事−
近藤源一・大下正和(国土交通省近畿地方整備局)
○坂東健司・吉田 仁((株)鴻池組大阪本店)
15:15−15:55 (8)高性能軽量骨材を用いた鉄道PC下路桁の設計・施工−JR山陽本線加古川駅付近連続立体交差事業 尾上・小野線架道橋−
金澤芳信・近藤政弘(西日本旅客鉄道(株))
北後行雄・瀧本昌一(ジェイアール西日本コンサルタンツ(株))
○田中康之(新井組(株))
15:55−16:05〈休 憩〉
16:05−16:45 (9)大断面シ−ルド(φ12 640mm)工事建設について−大津放水路トンネル第一工区建設工事−
中森 章(国土交通省近畿地方整備局)
浜口幸一・○安井 充(清水・鹿島特定建設工事JV)
16:45−17:25 (10)長大斜張橋の精度管理システム(COSCOA)を用いた架設について−美原大橋P1主桁工事−
○石田五郎(川崎重工業(株))・玉置正和(日本橋梁(株))・
鷲足 稔(松尾橋梁(株))・並木裕二(川崎重工業(株))
17:25〜17:35 閉会挨拶
沖村 孝((社)地盤工学会関西支部支部長)
(※施工時の所属・役職名を記載しておりますので,現所属・役職 名と異なる場合があります。)
4.定員 300名(先着順)
5.参加費 会員6,000円,非会員8,000円 いずれも講演概要代(A4判オフセット印刷)を含む
6.申込期限 12月12日[金]
7.申込方法 参加申込書に勤務先,連絡先,氏名,会員の所属学・協会名を明記し,参加費とともに現金書留にて下記へお送りください。参加証をお送りいたします。なお,納入された参加費の払い戻しはいたしませんのでご了承ください。官公庁・公社公団で参加費を別途お支払いの場合は,申込書の余白に請求書等必要書類指示ください。
8.問合・申込先 (社)地盤工学会関西支部
〒540-0012 大阪市中央区谷町1-5-7 ストークビル天満橋801号室
TEL 06-6946-0393/FAX 06-6946-0383

E-mail:office@jgskb.jp

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