土木学会誌
本部行事

「コンクリート標準示方書[維持管理編]に準拠した維持管理マニュアル(その1)および関連資料の発刊」
ならびに「エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる鉄筋コンクリートの設計施工指針の改訂」
に関する講習会の開催について
開催期日:11月10日[月]
申込締切:10月30日[木]
行事コード:E373
行事略称:コンク維持管理講習会

コンクリート標準示方書[維持管理編]は2001年1月に制定されま したが,これに準拠した維持管理の具体的方法に関するマニュアルの発 刊に対する強い要望が出されておりました。示方書改訂小委員会維持管 理編改訂部会(主査:宮川豊章 京都大学大学院)において,この要 望に応え,この度,維持管理マニュアルおよび関連資料を作成し,発刊 することとなりました。一方,エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる鉄筋コン クリートの設計施工指針は1986年に,当時急速に問題が拡大していっ た塩害の抜本的対策を図るため,この種の指針では世界で初めてのもの として誕生し,爾来,各所で利用,引用されてきました。ただ,示方書 が性能照査型に変わったことや,今日までの鉄筋の品質向上などに対応 するため,昨年,コンクリート委員会の中に同指針改訂小委員会(委員 長:武若耕司 鹿児島大学)が設置されて改訂作業を行い,この度,そ の改訂版の発刊にいたりました。
これらの成果について,要点をわかりやすく解説し,実務や研究等に役立てていただくために,本講習会を企画しました。多数ご参加いただきますようにご案内申し上げます。

1. 主催 土木学会コンクリート委員会
2. 日時 11月10日[月]9:30−17:30
3. 場所 野口英世記念館
〒160-0015 新宿区大京町26番地
TEL 03-3357-0742
※JR千駄ヶ谷駅から徒歩9分。地図は参加券と一緒にお送りします。
4. 定員 250名
5. 参加費 会員14,000円,非会員18,000円,学生7,000 円(2冊のテキスト資料代を含む。)
6. テキスト 「コンクリート標準示方書[維持管理編]に準拠した維持管理マニュアルおよび関連資料」
「エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる鉄筋コンクリートの設計施工指針」
7. 申込方法 土木学会ホームページ http://www.jsce.or.jp/event/index.html または学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード 番号)を明記のうえ,研究事業課宛てFAXにてお申込みください。申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
*申込みに関してのお願い
(1)申込み締切り前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付 いたします。
(2) 申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3) 申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
8. 申込締切日 10月30日[木]必着
9. 問合先 土木学会事務局研究事業課
担当:松沼(TEL:03-3355-3559/FAX:03-3355-5278)
10.プログラム
9:30− 9:45 講習会趣旨説明
宮川豊章(京都大学大学院)
第1部 エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる鉄筋コンクリートの設計施 工指針の改訂について
司会:山口明伸(鹿児島大学)
9:45−10:00 指針改訂作業の概要
武若耕司(鹿児島大学)
10:00−10:35 改訂指針の概要
岸 利治(東京大学)
10:35−11:10 エポ筋試験方法(土木学会規準)の改訂概要
原田哲夫(長崎大学)
11:10−11:20 休憩
11:20−11:55 最近のエポ筋の品質について
守屋 進(土木研究所)
11:55−12:30 事例調査結果
丸屋 剛(大成建設)
12:30−13:30 休憩
第2部 維持管理マニュアル(その1)および関連資料発刊について
司会:森川英典(神戸大学)
13:30−13:45 全体概要
大即信明(東京工業大学)
13:45−14:40 塩害維持管理マニュアル
守分敦郎(東亜建設工業)
14:40−15:10 中性化維持管理マニュアル
杉山隆文(群馬大学)
15:10−15:20 休憩
15:20−15:55 維持管理計画上
上東 泰(日本道路公団)
15:55−16:25 資料の説明
濱田秀則(港湾空港技術研究所)
16:25−17:00 塩化物イオン拡散係数の測定について
武若耕司(鹿児島大学)
17:00−17:25 コンリート構造物用断面修復材の試験方法
江口和雄(ショーボンド建設)
17:25−17:30 閉会挨拶
宮川豊章(京都大学大学院)

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