土木学会誌
本部行事

「第28回情報利用技術シンポジウム」の開催
開催日:10月28日[火]・29日[水]

第28回情報利用技術シンポジウム(旧土木情報システムシンポジウム)を下記により開催いたします。
コンピュータ利用技術が高度化する今日,利用者サービスに立脚した社会基盤整備・情報基盤整備の重要性が高まっています。今回は,情 報技術を活用した社会基盤の整備を通し,建設分野における“新たな土 木のイメージやビジネスモデル”の構築の可能性について考えます。多 数のご参加をお願いします

1. 主催 土木学会(担当:情報利用技術委員会)
2. 期日 10月28日[火]・29日[水]の2日間
3. 場所 土木会館会議室(新宿区四谷一丁目無番地(外濠公園内))
4. 参加費 一般2,000円,学生1,000円(当日受付でお支払 いください)論文講演者の参加費は無料です。
なお,当日,講演集・論文集を販売します(予価:5,000円)。
5. 参加方法 参加自由。開催当日受付にて参加お申込みください。
6. シンポジウムの内容 (1)論文講演
(2)システムの展示
(3)小委員会報告
(4)特別講演
タイトル:「インフォストラクチャ(情報サービス基盤)」−ビジネ ス戦略の提案−
・講師:正木一郎(マサチューセッツ工科大学教授 ITS研究セン ター長)
米国と中国の谷間で,日本は世界的な存在意義を失い,縮小均衡 の坂を転げ落ちる危機に面しています。このような状況下で,イン フォストラクチャ(情報サービス基盤)が,既存の土木的インフラ の有効利用のための道具として,また21世紀の日本を支える新し い基幹産業として注目を浴びています。
本講演では,インフォストラクチャ・ビジネスのための戦略につ いて講演していただく予定です。
(5)パネルディスカッション
・テーマ:「新しい土木と情報サービス基盤」
・パネリスト:浦野隆(道路新産業開発機構),正木一郎(MIT),
宮田卓((株)テプコシステムズ),松本三千緒(大成建設(株)),
武藤良樹(三井物産(株)),杉山智樹(豊田通商(株))
経済活動の活性化や交通問題・環境問題・高齢化問題等の社会 的な課題を解決するために,建設分野においては情報技術を活用し て土木インフラを有効利用するなど,新たな事業(情報サービス基 盤)の創生・展開が期待されています。
そこで今回は,利用者サービスに立脚した交通基盤整備の視点か ら,新たな交通サービスの提供と企業がモチベーションをもてるよ うな事業を創生するためには,どのようなビジネスモデルが想定さ れるか,そのためには何を解決する必要があるかなどについて討論 します。
7. 問合先 土木学会事務局 研究事業課飯野  E-mail:minoru@jsce.or.jp
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
なお,プログラムの詳細については,土木学会ホームページ (http://www.jsce.or.jp/committee/cceips/ccetop/index.htm)をご利用ください。

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