土木学会誌
本部行事

景観・デザイン委員会 デザイン賞

景観デザイン委員会(委員長,篠原修東京大学教授)では,2001年度から優れた土木構造物を公募選定し,「土木学会 景観・デザイン委員会デザイン賞(略称 土木学会デザイン賞)」を授与しております。本年度は,下記のとおり公募することにいたしましたので,ご案内申し上げます。本賞は,まだ今回で3回目という若い賞ですが,創設時より多くの作品に応募をいただきました。本賞の趣旨をご理解のうえ,本年度もふるってご応募くださいますようお願い申し上げます。

1. 趣旨
道路・街路・駅舎・河川・海岸・港湾・空港などの土木空間や,橋梁・堰堤・水門・閘門・堤防などの土木構造物を対象として,特に,その周囲との景観的,空間的関連のもたせ方や,当該の空間・構造物に対する機能的要請を美的にどう解決したかという観点に照らして,優れた作品を公募選定し,表彰します。そのような優れた成果は,計画・構造設計・意匠設計・部材製作・施工・維持管理などの総合力と意志決定の柔軟なシステムなくして生まれ得ないため,その作品の形態を発想し,あるいは,全体をひとつにまとめあげるに際して実質的に貢献した人々を顕彰したいと考えています。この意味で,顕彰の対象者は必ずしも設計部門に属する人とは限らず,施工部門など実質的に貢献された方々の応募も期待します。
なお,この制度は,当面は学会賞という枠ではなく,景観・デザイン委員会の委員会賞という扱いで行っております。また,選考は景観・デザイン委員会の下に組織されるデザイン賞選考小委員会によって,可能な限り情報公開をしながら進めます。
2. 対象 国内において構築された土木施設で,2001年8月末までに竣工したもの。
3. 応募の手続き
(1)エントリー
実際の書類応募に先立ち,「作品名・所在地・竣工年月日・連絡担当者」をご連絡いただきます。
エントリー期間:7月1日[火]−8月15日[金]
エントリー先:prize@keikan.t.u-tokyo.ac.jp
(書式自由,E-mailのみの受付とさせていただきます。)
(2)書類応募
受付期間: 9月1日[月]−13日[土](当日消印有効)
提出書類: 応募書類一式(書式は下記WEBからダウンロードしてください)
提出先: 〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
土木学会 景観・デザイン委員会 デザイン賞選考小委員
会 宛(郵送のみの受付とさせていただきます。)
(3)選考料・掲載料
選考料: 10,000円(書類応募時に振込用紙控えの写しを添付していただきます。)
なお,本賞では,入選作品を集めた作品選集を発刊いたしております。入選作品については,その掲載料として別途,50,000円をお願いしております。
4. 選考方法
(1)選考委員
委員長: 杉山和雄(千葉大学教授)
委 員: 石川忠晴(東京工業大学大学院教授)

石橋忠良(東日本旅客鉄道梶j

加藤 源(鞄本都市総合研究所 代表)

川崎雅史(京都大学大学院助教授)

齋藤 潮(東京工業大学大学院教授)

内藤 廣(東京大学大学院教授)
(2)選考方法
書類による1次選考によって作品を選定し,その中から現地審査も含めた2次選考を行い,最優秀賞,および優秀賞数点を選定いたします。
(3)表彰式 2004年5月(予定)
5. 5. その他
(1)応募手続き・選考方法の詳細
応募手続き<応募書類形式>,選考方法の詳細は景観・デザイン委員会のWEBページ(http://www.jsce.or.jp/committee/lsd/index.html)をご覧ください。
(2)問合せ
応募手続き・選考方法に関するお問合せは,まず上記WEBのFAQをご覧ください。
詳細な問合せについては,デザイン賞選考小委員会事務局(prize@keikan.t.u-tokyo.ac.jp)までお願いします。お問合せに関しては,E-mailのみの受付とし,質問の回答は,個別には行わず,上記FAQの更新をもってかえさせていただきます。ご了承ください。

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