近年の国際化の流れの中で，技術者に対しても常に最新の技術や知識を 継続的に習得し，自己の能力の維持・向上を図るとともに，高い職業倫理 観の涵養に努めることが求められています．

土木学会では，土木技術者の継続的な能力開発をサポートするため， 2001（平成13）年4月に「継続教育制度」をスタートさせました．

本会の継続教育制度創設を記念して行われるこの講習会では，著名な技 術者の足跡を通じて，21世紀における技術者のあり方について考えます． また，九州地方は毎年のように台風の襲来を受けていることなどから，自 然災害に対する関心には高いものがあります．このため，九州地方におけ る自然災害とその教訓について紹介します．さらに，九州地方における社 会資本整備の現状や将来展望，多様な発注制度の動向等を通じて，地域 の安全・安心の増進のための社会資本整備のあり方を考えます．

奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます．