論文集編集委員会では，投稿要項・同手引の改正を行いました．大き な変更点は，著者から著作権を土木学会へ帰属（譲渡）していただくこと になります．実施は，2002年1月1日受付分からとなります．

論文集に掲載された著作物の著作権(著作権法第27条，第28条に定 める権利を含む)は本会に帰属(譲渡)する．著作者自らが，著作物の全文， または一部を複製・翻訳・翻案などの形で利用する場合，本会は原則とし て，その利用を妨げない．ただしインターネットのホームページなどに全 文を登載する場合は，本会へ通知しなければならない．

第三者から，著作物の全文または一部の複製利用（翻訳して利用する場 合を含む）の申し込みを受けたときには，本会は特に不適切とみなされる 場合を除き，これを許諾することができる．この場合，本会は著作者に著 作物利用の概要を通知する．

共同著作された論文の著作権は，著作がなされた時点で氏名が掲げられ た複数の著作者に共有される．このため安易な著作者名の表示変更は認め られない．したがって査読中に著作者表示に関わる重大な変更があった場 合には，論文は著作者取り下げのうえ，新規論文として改めて投稿を受け 付ける．

これらの変更に伴って「土木学会論文集投稿要項」「同・手引」もいく つかの点を改訂しております．各部門の論文集に逐次綴じ込んでいきます． あるいはホームページでの同資料の公開を12月中に予定しておりますの で，併せてご利用いただきますようお願いいたします．