近年,WSの開催等により参加型計画を導入する例が増えています.し
かし,その実施に当たっては,多くの問題があり,また,意思決定手法が
有効に活用されているとは言い難い面があります.
そこで,本セミナーは日頃WSを運営しているコンサルタント,行政等
を主な対象とし,参加型計画の背景と課題,集団意思決定モデルについて
の話題提供を行った後,参加者全員によるWSを行い,これに係わる課題
と課題解決に向けた今後の方向について議論を行うものです.
| 1.主催 |
: |
土木学会(担当:土木計画学研究委員会) |
| 2.開催日時 |
: |
12月4日[火]9:30−17:00 |
| 3.場所 |
: |
野口英世記念会館
新宿区大京町26番地 TEL 03-3357-0742
JR千駄ヶ谷駅より徒歩9分,都営大江戸線国立競技
場駅A5出口より徒歩7分 |
| 4.応募締切 |
: |
11月22日[木]
*上記,締切日以降のお申込みは原則として行事当日会
場にて受付いたしますが,定員に達している場合がござ
いますので,事前に経理課までお問い合わせ下さい. |
| 5.定員 |
: |
250名 |
| 6.参加費 |
: |
5,000円(資料代) |
| 7.申込方法 |
: |
学会誌綴じ込みの「行事参加申込書」に所定の事項を
明記の上,土木学会事務局宛FAXにてお申し込み下さ
い. |
| 8.問合先 |
: |
申込問合 土木学会事務局研究事業課
TEL 03-3355-3559
内容問合 北海道大学大学院工学研究科都市環境工学
専攻 高野伸栄
TEL/FAX 011-706-6205
E-mail shey@eng.hokudai.ac.jp |
9.プログラム
| 9:30−10:00 | 全体の総括 |
| 木下栄蔵(名城大学) |
| 10:00−10:30 | 集団意思決定における制度論 |
| 谷口 守(岡山大学) |
| 10:30−12:10 | 集団意思決定モデル |
| グループ効用理論による集団意思決定モデル |
| 田村坦之(大阪大学) |
| 集団AHP理論による集団意思決定モデル |
| 中西昌武(名古屋経済大学) |
| 代替案修正理論による集団意思決定モデル |
| 鈴木聡士(北海学園大学) |
| ゲームの理論による集団意思決定モデル |
| 谷本圭志(鳥取大学) |
| SCAによる参加型計画案の作成と評価 |
| 高野伸栄(北海道大学) |
| 12:10−13:20 | 休憩 |
| 13:20−13:50 | 集団意思決定における社会的公正とジレンマ |
| 藤井 聡(京都大学) |
| 13:50−14:50 | 適用事例 |
| 高速道路PA整備計画・都市交通渋滞対策検討 |
| 安藤良輔(兜ミ平エンジニアリング) |
| 千歳川放水路等 |
| 岸 邦宏(北海道大学) |
| 3DCGを用いた合意形成 |
| 加賀有津子(大阪大学) |
| 14:50−15:20 | PIの現状と課題 |
| 石川雄章(国土交通省国土技術政策総合研究所道路研究室) |
| 15:20−15:30 | 休憩 |
| 15:30−16:50 | 参加者全体によるディスカッション
−集団意思決定手法への期待と課題− |
| モデレーター 山中英生(徳島大学) |
| 16:50−17:00 | 閉会挨拶 |
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