土木学会地震工学委員会減震・免震・制震研究小委員会では土木構造
物,関連施設の減震・免震・制震に関する実状と将来技術に対する調査
活動を行い,第一線の技術について紹介するとともにその普及に努めてま
いりました.このたび,本小委員会の活動の成果として「減震・免震・制
震ガイドライン(案)」を完成することとなりました.
本ガイドラインの内容を広く知っていただくために,下記要領にてセミ
ナーを開催する運びとなりましたので,ここにお知らせいたします.実務
に携わる技術者,研究者を始めとする多数の方に参加いただきますようお
願いいたします.
| 1.主催 |
: |
土木学会地震工学委員会減震・免震・制震研究小委員会 |
| 2.日時 |
: |
1月16日[水]10:00−17:00 |
| 3.会場 |
: |
東京大学地震研究所 第1会議室(予定)
〒113-0032文京区弥生1-1-1
(TEL03-5841-5677)
地下鉄南北線「東大前」下車徒歩4分,千代田線「根津」下車 徒歩10分 |
| 4.定員 |
: |
150名 |
| 5.参加費 |
: |
一般9,000円 学生5,000円(予定) |
| 6.問合先 |
: |
土木学会研究事業課・飯野
TEL03-3355-3559 |
| 7.申込方法 |
: |
学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項
(特に行事コード番号)を明記の上,研究事業課宛FAX
にてお申し込み下さい.申込書到着後,10日前後にて
折り返し「参加券」をお送り致します.
*申込みに関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付致します.
(2)お申込み後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日
の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください.ご連絡がない
場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了
承ください.
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因になり
ますので固くお断りいたします.
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| 8.申込締切日 |
: |
1月4日[金] |
9.プログラム (時間割・順序については一部変更になることがあります)
| 10:00−10:15 | 開会挨拶 |
| 減震・免震・制震小委員会委員長 家村浩和 |
| 10:15−11:45 |
I.橋梁用免震構造物の設計用入力地震動 |
| 免震構造物用レベル2地震動設定の考え方 |
| 東原紘道(東京大学) |
| 設計地震動の設定方針 |
| 片岡俊一(弘前大学) |
| ケーススタディ |
| 宮武 隆(東京大学) |
| 試設計 |
岩田秀治(ジェイアール東海コンサルタンツ) 田村 保(五洋建設技術研究所) |
| 11:45−12:45 | 休憩 |
| 12:45−14:00 |
II.免制震デバイスの力学特性 |
| デバイスの性能評価 |
| 伊津野和行(立命館大学) |
| 免震支承装置・ダンパー |
| 加地孝敏(オイレス工業) |
| 制震デバイス |
| 五十嵐晃(京都大学) |
| 落橋防止装置・伸縮装置 |
| 鵜野禎史(川口金属工業) |
| 14:00−14:15 | 休憩 |
| 14:15−15:45 |
III.減震・免震・制震構造設計法 |
| 減震・免震・制震構造設計の基本 |
| 運上茂樹(土木研究所) |
| 減震・免震・制震構造の設計方法とその事例 |
| 林亜紀夫(パシフィックコンサルタンツ) |
| 減震・免震・制震構造設計の将来像 |
| 家村浩和(京都大学) |
| 15:45−16:00 | 休憩 |
| 16:00−17:30 |
IV.地盤および地下構造物 |
| ガイドラインに関する概説 |
| 鈴木猛康(中央復建コンサルタンツ) |
| 地下構造物の減震技術 |
河西 寛(鴻池組) 鈴木猛康(中央復建コンサルタンツ) |
| 地盤の減震技術 |
| 森川嘉之(港湾空港技術研究所) |
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