土木学会誌
四国支部

欧州におけるビオトープのネットワーク化の考え方とその事例
 

生物の生息場所を取り戻そうとする動きの中で,「ビオトープ」作りが 進められている.しかし,「ビオトープ」とは生物の生息地を創造するこ とのみを指すのではない.この概念が生まれた欧州では地域にどのような ビオトープが存在しているのかをあらわすビオトープ地図や保全の必要性 の高いビオトープを示した地図が整備され,それが土地利用計画・開発計 画の中で活かされている.また,個々のビオトープのみならず,それらを ネットワーク化し,地域全体の生物多様性を高めようと努力されている.
今回は,ビオトープ保護の先進国であるドイツに留学経験のある一ノ瀬 氏に,欧州でのビオトープ保護とその計画の考え方や,日本でビオトープ のネットワーク化を構築してゆく上で考えなければならない事項について 御講演いただく.そして,これを基に,行政や民間,研究者が取り組むべ き課題について議論したい.

講師:一ノ瀬友博(姫路工業大学自然・環境科学研究所 講師)

1.主催 土木学会四国支部
2.日時 11月13日[火]13:30−16:00
3.応募締切 11月2日[金]
4.場所 徳島大学工学部 工業会館2階 会議室(徳島大学工 学部内)
〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
5.定員 100名程度
6.参加費 1,000円(当日払い)
7.申込方法
参加希望者は,氏名,所属,E-mail,電話番号,FAXを明記のう え,下記宛E-mailかFAXにてお申し込みください.E-mailでお申込 の場合は,「件名」を「第2回技術講習会参加申込」としてください.
鎌田磨人 E-mail kamada@ce.tokushima-u.ac.jp
TEL/FAX 088-656-9134
http://www.ce.tokushima-u.ac.jp/www/wwwjsce7/tokushima/index.html

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