土木学会誌
中部支部

平成13年度土木学会中部支部 第1回講習会
「環境負荷低減のための土木構造物設計ガイドライン (案)」講習会

土木学会環境負荷低減型土木構造計画および施工法の基礎調査研究委 員会(委員長:田辺忠顕 名古屋大学教授)では,日本国際博覧会協会 から委託を受け,過去1年半の活動の成果を踏まえ,このたび標記の講習 会を開催することになりました.
土木構造物の設計にあたっては,従来から環境要因が考慮されていま したが,設計パラメータとして安全性,使用性,経済性などに関する要因 と同等の重み付けはされていませんでした.しかしながら今後の構造物の 設計では,地球環境,地域環境保全の観点から,説明力のある,より総 合的な社会基盤施設の整備方法と評価方法の上に立脚することが求められ ると予想されます.
今回の講習会では,これらの要請に応じて従来型の使用性,安全性,施 工性,経済性などの標準的な評価項目に加えて環境負荷低減性を考慮し, それらを一体的に評価することによって構造設計を行う一般的な方法を紹 介します.
皆様,奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます.

1. 主催 土木学会中部支部ならびに土木学会環境負荷低減型土 木構造計画および施工法の基礎調査研究委員会
2. 後援 (財)2005年日本国際博覧会協会
3. 日時 4月26日[木]12:30〜16:30
4. 場所 名古屋市工業研究所ホール
(名古屋市熱田区六番町3-4-41)
TEL 052-661-3161
(地下鉄名城線名古屋港行き「六番町」3番出口徒歩2分)
5. プログラム
司会 名古屋工業大学 梅原秀哲
12:30  開会挨拶
土木学会中部支部支部長
12:35  委員会活動の主旨と概要
名古屋大学 田辺忠顕
13:05  基本設計ガイドライン(案)
日建設計 杉山郁夫
13:45  評価項目の重み付けと代替案評価の具体例
岐阜大学 本城勇介
14:25  委員会活動の主旨と概要
名古屋大学 田辺忠顕
12:35  休憩
14:35  実施設計ガイドライン(案)
名古屋大学 伊藤義人
15:05  環境負荷低減への博覧会協会の取組みとガイドラインの利 用
博覧会協会 浦上博行
15:35  パネルディスカッション
「環境負荷低減のために土木技術者が果たす役割」
コーディネータ岐阜大学 六郷恵哲
   1)環境負荷低減・設計と施工の関係再考
鹿島建設 臼井徹弥
   2)土木技術者は合意形成に貢献できるか
大成建設 渡辺浩二
   3)環境負荷低減・土木と建築の違い
大林組 河津行隆
   4)ミティゲーションの理想と現実
清水建設 原 正明
   5)施工段階における環境負荷低減の可能性
大林組 伊藤 薫
   6)環境負荷低減と経済性
日建設計 石原克治
   会場質疑
16:25  閉会挨拶
岐阜大学 六郷恵哲
6. 定員 200名
7. 参加費 正会員6,000円,学生会員4,000円
非会員8,000 円(テキスト込み)
8. 申込方法 郵便振替または現金書留のみにて参加費を払い込むと ともに,「第1回講習会」参加申込書(土木学会中部 支部ホームページに掲載)に明記の上,払込証明書(払 込票や現金書留票など)を添付し,下記宛てにFAXに てお申込み下さい.
8. 申込方法 郵便振替または現金書留のみにて参加費を払い込むと ともに,「第1回講習会」参加申込書(土木学会中部 支部ホームページに掲載)に明記の上,払込証明書(払 込票や現金書留票など)を添付し,下記宛てにFAXに てお申込み下さい.
9. 申込締切日 4月16日(月)【必着】
10. 申込・問合先 土木学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄2-9-26
ポーラ名古屋ビル8F
TEL 052-222-3705 FAX 052-222-3773
郵便振替口座00800-3-654
口座名(社)土木学会中部支部
なお,手数料は申込者負担でおねがいします.
ホームページ: http://d-power.ace.nitech.ac.jp/~jsce
11. 内容問合先 土木学会研究事業課
TEL 03-3355-3559 (担当:礒崎)

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