土木学会誌
四国支部

GISを活用した環境情報の統合化と現象解析
−流域の汚濁負荷推定と流出解析への利用−

演者が行ってきた琵琶湖流域での解析事例を中心に,環境情報をGISで取り扱う上での問題点や利点を交えつつ,GISにおける流域環境情報の統合化手法とその利用例および将来の展望について述べる.GISを用いることによって環境に関する多種多様な情報を集約・可視化することができるのみならず,GISを用いてそれらの情報を地図と重ね合わせて相互に関連づけてデータを検索・利用することで環境評価に必要な情報を統合化することができる.これによって従来の流域一律の排出規制から個別の汚染源に対応した閉鎖性水域の水質保全や生態系を含んだ水環境の保全,用途別利水・排水を統合した流域水循環システムの評価等を行うことが可能となることを,琵琶湖流域を対象とした汚濁負荷発生量の推定および都市域・水田流域における流出解析の事例から紹介する.
講師:増田貴則(鳥取大学工学部社会開発システム工学科)

1.主催 土木学会四国支部
2.共催 日本水環境学会中四国支部
3.日時(日付と開始・終了時刻)
2001年1月17日[水]13:30〜17:00
4.応募締切 2001年1月15日[月]
5.場所 徳島大学工学部 工業会館メモリアルホール
(徳島大学工学部内,北東隅)
〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
TEL 088-656-5432
6.定員 100名程度
7.参加費 1,000 円(当日払い)
8.申込方法 参加希望者は,氏名,所属,電話番号,ファックスを明記のうえ,下記宛FAXにてお申込み願います.
上月康則,FAX 088-656-7335
kozuki@eco.tokushima-u.ac.jp
詳細はhttp://www.ce.tokushima-u.ac.jp/www/wwwjsce7/tokushima/gijyutsu12_5.htmlをご覧下さい.

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