7月の行事と募集

「国際標準(ISO)に基づく構造物の設計法」講習会開催のご案内
−21世紀の国際化,性能設計に向けて−
開催日:8月1日[火]東京,3日[木]大阪

 構造工学委員会・構造設計国際標準研究小委員会(古田均委員長)では,1998年春より,ISO2394 (構造物の信頼性に関する一般原則)の土木構造物への適用に関する研究を軸とした活動を継続してまいりましたが,このたび2年間の活動を終え,報告会を兼ねて標記の講習会を実施することになりました.
 この講習会は,単なる研究報告ではなく,わが国の構造設計基準が今後国際標準への適合化をはかる際に無視することの出来ない,「設計の基本」に関するISO基準についての情報を,一般の土木技術者の方に広く知っていただくことを目的として開催されるものです.
 わが国の構造設計のあり方の,将来を占うキーワードとして「国際標準対応」と並んで「性能設計」も挙げることが出来ます.設計基準がマニュアルとしての性格付けから脱する時代を迎え,構造物に求められる要求性能への理解が必要とされるわけですが,設計供用期間の明確な認識,確保すべき安全性の定量的把握,そのための不確実要因の扱い方などは,まさに基本事項に属することといえます.
 当小委員会では,長く構造信頼性に携わってきた研究者と,鋼・コンクリート・地盤・耐震の各分野で国際標準対応,性能設計化に深い関心を有する研究者とが融合する形で,問題点の整理や啓蒙活動まで視野に入れた活動を行ってまいりました.また従来,わかりにくさから敬遠される傾向にあった,信頼性理論にもとづく安全係数の決定や,その設計への応用についても,例題を作成して解説につとめております.幅広い立場からのご関心をいただき,多数のご参加があることを期待いたしております.

                  記

1.主催―――――土木学会(担当:構造工学委員会・構造設計国際標準研究小委員会)

2.開催日――――8月1日[火]中央大学駿河台記念館 670 号室
 ・場所    (千代田区神田駿河台JR お茶の水駅聖橋出口より徒歩3分)
        8月3日[木]大阪市立大文化交流センターホール
        (大阪市北区梅田1-1-3-1700 大阪駅前第3ビル16F
         JR大阪駅より徒歩5分)

3.プログラム
       13:00−13:10 開会あいさつ古田 均(関西大学)
       13:10−13:50 ISO2394の説明佐藤尚次(中央大学)
       13:50−14:30 杭の鉛直支持力の例題鈴木 誠(清水建設)
       14:30−15:10 ボックスカルバートの例題吉田郁政(東電設計)
       15.10−15:30 休憩
       15:30−16:10 構造設計コードの日本からの発信本城勇介(岐阜大学)
              −限界状態設計法と性能設計を超えて−
       16:10−16:50 土木構造物荷重指針の提案白木 渡(香川大学)
       16:50−17:00 閉会あいさつ古田 均(同 上)

4.定員―――――各会場とも100名

5.参加費――――5,000円(テキスト代金を含む)

6.申込方法―――自由参加(行事当日会場にてご記帳下さい.事前のFAX等は一切不要です.)

7.問合せ先―――土木学会事務局研究事業課(担当職員:河西)
        TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125

注:「ISO2394構造物の信頼性に関する一般原則」は日本規格協会から英和対訳版が出版されて
おります(定価21,400円).講習会に合わせてお買い求め下さることをお勧めいたします.当
日会場でも販売いたします.
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