11月の行事案内


「ライフサイクルコストに関するワークショップ」開催のご案内
開催日:12月9日[木]


社会・経済情勢の急激ともいえる変化の中で,低成長,コストダウン,性能設計,許容リスク等の観点から構造物のライフサイクルにわたるコスト(LCC)を合理的に取り扱い,最小化したいというニーズが顕在化しています.既存の構造物のリニューアルやメンテナンスのみならず,新設構造物の設計段階においてもLCCの考え方が適用されつつあります.さらに,構造物の長寿命化や,維持点検補修等の,構造物のハードに関わる具体的なテーマからLCCの問題をとらえると同時に,LCCの提起する最適化基準に関する新しい考え方,構造物の安全性を支える性能や品質の維持など,幅広い観点からこの問題をとらえていくのも,土木技術者にとって重要な視点と考えられます.
このような背景から,構造工学委員会の中で構造物の安全性・最適性を研究する3つの小委員会が共催して,本ワークショップを企画しました.土木分野のみならず,建築分野での実務的な話題提供もございます.奮ってご参加頂きますよう,ご案内申しあげます.

                     記

1.主催―――――土木学会(担当:構造工学委員会構造物安全性連絡小委員会,AL技術の構造シ
        ステム最適化への応用に関する研究小委員会,構造設計国際標準研究小委員会)

2.日時―――――12月9日[木]14:00−17:00

3.場所―――――中央大学駿河台記念館670号(千代田区神田駿河台JRお茶の水駅聖橋出口よ
        り徒歩3分)

4.定員―――――120名

5.参加費――――2,000円(資料代)

6.申込方法―――自由参加(行事当日会場にてご記帳下さい.事前のFAX等は一切不要です.)

7.内容―――――ライフサイクルコスト(LCC)の概念
        リニューアルやメンテナンスにおけるLCC概念の応用

8.プログラム

14:00−15:00  基調講演
        ・佐藤弘史(建設省土木研究所橋梁構造研究部構造研究室長)
        ・安田登(東京電力電力技術研究所土木グループ主管研究員)

15:00−17:00  パネルディスカッション
         コーディネーター
         ・古田均(関西大学総合情報学部教授)
         パネリスト
         ・佐藤弘史(前掲)
         ・安田 登(前掲)
         ・笠原 篤(北海道工業大学工学部教授)
         ・金氏 真(鹿島建設土木技術本部リニューアル室長)
         ・小笠原均郎(清水建設ライフサイクルエンジニアリング部長)

9.問合先――――土木学会事務局研究事業課 事務局担当:河西貴志
        E-mail:an-yu307@civil.or.jp/TEL 03-3355-3559(課直通)
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