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土木学会選奨土木遺産

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平成17年度 土木学会選奨土木遺産 一覧

NO対象構造物受賞理由所在地竣工年
1北海道における電力供給の中核として計画され、当時国内最大級の大規模工事。同時にわが国初の地下式発電所であるなど画期的な発電所北海道/
 風連町
 幌加内町
昭和18年
2樹木の生育に適さない過湿泥炭地を、泥炭の分解を促進する土壌改良法を取り入れ、ドイツトウヒを植栽した防雪林北海道/剣淵町昭和17年
3建設当初のまま供用され、地域的愛着が高く、かつ道内では光到達距離がもっとも遠い灯台である。北海道/室蘭市大正9年
4完成当時、選鉱場として東洋一の処理能力を持ち、現存する最大級の遺構であり、周辺に残存する施設を含めて鉱山の様子を伝えている。秋田県/鹿角市昭和15年
5箱根駅伝のコース上にあり、橋がRC下路式タイドアーチ、洞門は中国の王宮をイメージしたデザインのRC6連など観光地箱根に相応しいデザイン神奈川県/箱根町昭和6年
昭和6年
昭和8年
6北関東最大の宇都宮市の水需要を支え、創設期の雰囲気を伝える。地元特産の大谷石を用い、日光街道杉並木を背景とするなど地域性に優れる栃木県/
  宇都宮市
  今市市
  今市市
大正5年
大正5年
大正5年
7埼玉県内に数多い煉瓦造樋管・堰の中で最古級であり、現存する中で最大級で、かつ4連はこれだけである。埼玉県/春日部市明治24年
8千葉県下で数少ない石造構造物であり、関東唯一の3連めがね橋。長尾村民(当時)の寄付により工費を調達するなど地域史的価値が高い。千葉県/白浜町明治21年
9JR中央本線跡地の両トンネルは、完成から廃止に至るまでの95年間機能し続け、建設時の原型をそのまま残しており保存状態も良い。山梨県/勝沼町明治36年
10大正9年の築造以来、数度の補修・増築を経ているものの、大部分は当時の姿を保っている。愛知県/蒲郡市大正9年
11中部5県で最古期の鋼トラス橋であり、ボーストリングトラスとして最大級の橋長である。橋門構中央の球形装飾も特徴的である。静岡県/静岡市大正12年
12デ・レーケによる粗朶沈床工の導流堤であり、竣工から現在に至るまで河口部の河道維持に機能しており、旧堤体はそのままの姿をとどめている。三重県/桑名市明治23年
明治42年
13第一次都市計画事業で造られた大阪の都市軸である御堂筋は、道路インフラ整備のプロトタイプとして位置づけられる。大阪府/大阪市昭和12年
14イギリス人パーマー設計による日本初のサイフォン橋で、完成から現在に至るまで淡河川疎水の一部として東播磨台地を潤している。兵庫県/ 三木市明治24年
15大正10年に両トンネルを経由する大津~京都間の新ルートが完成し、勾配緩和、曲線改良により、輸送力と速度の向上に貢献した。京都府/京都市
滋賀県/大津市
大正10年
16離島の生活に直結した土木施設であり、明治初期の離島において手掘りで曲がったトンネルを掘るなど、技術力の高さが伺える。島根県/隠岐の島町明治初年
明治31年
17木造の信号所として全国でただ一つしか残っていない古い海洋施設。周辺には当時の船舶通航の安全確保のための情報発信の様子が伺える。広島県/因島市明治43年
18比較的初期の鉄筋コンクリート開腹アーチ橋であり、装飾に工夫がされているなどデザイン性に優れている。愛媛県/西条市昭和2年
19現存する最古級の本格的道路用鋼桁

大分県/臼杵市明治35年
20石モルタル発電所として現存する11箇所の一つ。妻側に島津家のくつわ紋が見られ、八角塔が接続する特異な構成をしている。鹿児島県/伊集院町明治41年

土木学会選奨土木遺産選考委員会

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