道路橋において,輪荷重を直接担う床版の果たす役割は大きく,主要部材として扱うべきであるとの認識から,既設の橋梁床版の補修・補強や維持管理手法はもちろんのこと,少数主桁橋床版を対象とするPC床版や合成床版の終局限界状態と疲労限界状態に対する設計手法の確立が望まれています.
このため,コンクリート系床版に関して,本委員会の第1期では,RC床版の健全度評価,補修・補強工法,環境耐久性,維持管理手法の検討,および,PC床版・合成床版の構造・設計法・施工の検討に取り組み,第2期では,長支間PC床版の若材齢時応力解析手法やコンクリート系床版の構造検討,および,既設RC床版の維持管理手法の検討に取り組んできました.
本分科会では,コンクリート系床版に関する現在までの検討における課題を抽出し,合理化構造の検討,および維持管理手法の検討を行うことを予定しています.このため,コンクリート系床版を,構造別に下記の3つに大別し,それぞれのWGで活動を行います.
合成床版WG
PC床版WG
- メンバー:高須賀WG長,碇山全体幹事,久保主査,田村委員,岸委員,高林委員
RC床版WG
- メンバー:河村WG長,蝦名幹事,坂井田委員,松村委員,谷口委員,宍戸委員,鄭委員
- メンバー:佐藤WG長,本間委員,堤下委員,上阪委員,小林委員,師山委員,伊原委員,佐々木委員,中山委員,八木委員
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