本賞は,「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞(略称:土木学会デザイン賞)」として2001 年度に創設され,これまでに,64 作品を表彰しています。
本賞の特色
本賞は,公募対象を公共的な空間や構造物に広く求めるとともに,新たに創出された空間・構造物はもとより,計画・制度の活用や組織等の活動などに創意工夫がなされたことで景観の創造や保全が実現した作品も含まれます。特に,作品自体を表彰するというよりも,当該作品に貢献した人物・組織(本賞では「主な関係者」と称する)に対し賞を授与するものです。したがって,褒賞の対象者は,建設部門に属する方に限定せず,計画・制度の立案者をはじめ,積極的に貢献した行政担当者,NPOやNGO等の団体組織などさまざまです。
審査要件
竣工後2年以上経過(今回は2005年7月31日以前に竣工)していること。
デザイン賞選考小委員会の構成と審査の流れ
委員長:天野光一(日本大学)
委員:江川直樹(関西大学),小野寺康(小野寺康都市設計事務所),佐々木政雄(アトリエ74),
島谷幸宏(九州大学),田中一雄(GK設計),西川和廣(国土技術政策総合研究所)
選考にあたっては,以上7名の選考委員で組織された「デザイン賞選考小委員会」が,規定審査,書類審査,現地審査,最終審査の流れで実施します。
選考委員の紹介と選考のポイントはこちらをご覧ください。
応募手続きとスケジュール
応募手続に必要な募集要項、応募書類書式、応募方法、選考方法などの詳細は、景観・デザイン委員会のWEBサイト(http://www.jsce.or.jp/committee/lsd/prize/)をご参照ください。
◆全体の流れ
1)一般からの推薦作品募集
2)エントリー(期間:2007年7月1日〜7月31日8月10日<延長しました>)
3)応募書類送付(受付期間2007年8月1日〜24日/消印有効)
「主な関係者」の選定や事業者・設計者・施工者等の関係者間の調整に多くの時間を要するので、早めの調整を薦めます(調整未了で応募断念の例もある)。
4)選考の実施(期間:2007年9月〜2007年12月)
5)選考結果公表:2008年1月中旬に本サイトにて公開予定。
6)授賞式:2008年4月下旬開催予定。
主催・協賛
主催:土木学会景観・デザイン委員会
協賛:(財)国土技術研究センター
(財)都市づくりパブリックデザインセンター
(財)リバーフロント整備センター
(財)道路環境研究所
(財)港湾空間高度化環境研究センター
(社)日本土木工業協会
(社)建設コンサルタンツ協会
(社)日本橋梁建設協会
(社)プレストレスト・コンクリート建設業協会
本賞に関する問い合わせ先
デザイン賞選考小委員会事務局
● 2007年度デザイン賞選考小委員会事務局・運営幹事会
主査:星野裕司(熊本大学)/幹事:岡田智秀(日本大学)、岸上明子(日本大学)、中村泰広((株)鹿島)、二井昭佳(国士舘大)、八馬 智(千葉大学)、福井恒明(国土技術政策総合研究所)、山田謙弌(八千代エンジニヤリング(株))
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