世界遺産熊野古道を有する紀伊半島は過疎高齢化先進地区であり、東南海、南 海地震重複災害指定地地域である。この地域を対象として、多雨多山の地理的特 性や道路建設計画、地域産業、文化遺産を活かし、@集落を通過点としないため の3 桁国道利用策および民泊特区制定、Aトンネル掘削水や照明の有効利用、B 行政無線を活用した災害時のユニバーサル情報提供システムを提案し、これらの 協働を熊野古道地域活性化プランとして提案する。