本作品の目的は2 つある。1 つ目は、歩行空間の快適性・安全性の確保である。対象地域は大阪市中央区 の新橋交差点としているが、ここは信号の待ち時間が長く、歩行者にとって障害となっている。そこで、立 体歩道を提案し、歩行空間の快適性と安全性を確保する。2 つ目は、周辺に公園などの休憩場所のない都市 の中心地で、生駒山を借景に利用することや、水の要素を取り入れるなど、新しいスタイルの憩いの場を提 供することである。