平成13年度 第2回 土木史研究委員会・幹事会 議事録
日時:平成13年12月7日(金) 14:00〜15:00
場所:土木会館B会議室
出席者:小林(幹事長)
岡田,北河,武山,田中(邦),田中(尚),為國,迯目,埜本.原口,安田(代理:長野)の各幹事
丸畑職員
配布資料:
2-1 表紙:(土木学土木史研究委員会・幹事会 平成13年度 第2回 議事次第)
2-2 土木史フォーラム小委員会報告
2-3 小学校・中学校の総合的学習への土木史活用のWG設置案
2-4 14年度土木学会全国大会(札幌)・研究討論会(案)について
2-5 来年度土木史研究発表会における史料展示について
参考資料 関東学院大学土木工学科設立50周年記念事業 案内
審議事項
議事
(1)土木史フォーラム小委員会報告(為國幹事)
・平成13年度小委員会開催報告
・フォーラムの状況:第19号を発送した,内容の簡単な説明
・以前から議論となっている電子配布等の議論は継続中
・「地域のニュース」「行事案内」「土木史関係図書」などの情報提供を親委員会委員にも求める
(2)予算関連報告(丸畑職員)
・申請額は118万円
・本年度残金が約90万円ある
※ 小林幹事長)オーラルヒストリー小委員会に会議費として10万円程度支給すれば
また,古市公威研究小委員会にも支給するのが妥当か
(3)小学校・中学校の総合的学習への土木史活用のWG設置案について(原口幹事)
・初等・中等教育課程に「総合的学習の時間」が設けられた → 土木史は格好の題材と言える
・総合学習の時間への土木の窓口として土木史研究委員会が積極的にアピールする必要がある
・これまでの幹事会での,土木史教育等に関する討議の整理
・小林幹事長から丸畑職員へ,WGの位置づけについて確認 → 何にも相当しない,小委員会とも違う
予算等が発生したら,また考慮する
具体的な作業として
・先行事例を収集
※ 野蒜築港や関西支部の事例など → 田中幹事(京都大学)が次回幹事会を目途にとりまとめ
・教員用のマニュアルの作成
※ 為國幹事)野蒜での経験から,逆に教育指導要領等を我々が検討する必要有るのではないか
事例を収集しながら,今後の土木学会全体の動きも見ていくことに
(4)14年度土木学会全国大会(札幌)・研究討論会(案)について(原口幹事)
・「土木史料の有効活用をめざして」「土木史料アーカイブスとは」「過去をみるための土木史料」など
※ 為國幹事)大枠はいいのではないか.議論の目的,落とし所を3つぐらい考えてみては
小林幹事長)土木学会に向けて強くアピールできる内容を
原口幹事が,もう少し検討して次回幹事会までに
(5)来年度土木史研究発表会における史料展示について(原口幹事,北河幹事,田中幹事)
・「戦前技術者の仕事に見るものづくりの精神(仮)」
・大学,学会,公的機関等で所蔵している貴重な図面や写真などのヴィジュアル史料を効果的に展示
・将来的には,史料や史料についての情報共有化,史料に対する意識の向上を目指す
・予算申請は,約30万円(北海道までの発送等の予算も考慮)
※ 小林幹事長)今年は予算に余裕があるので20万円,来年度予算として10万円ではどうか
来年度以降,継続できるかどうかは未定
・研究発表会の主管は,伊東(日本大学),佐々木(日本福祉大学)両先生故,一報入れること
※ 予算の執行等,再度検討して次回幹事会にて報告
(6)2003年度土木計画学春大会との日程調整について(福井幹事代理:田中幹事)
・2003年度の春大会が東京大学にて6月8日(金)から10日(日)行われる
・2002年度もそうだが,6月第2週の木,金を以前から予定していた土木史研究委員会との調整を検討してもらうように,小林幹事長から西井土木計画学春大会委員長(山梨大学)に連絡
勉強会) 15:00〜17:00
知野泰明先生(日本大学):「治水技術史からみた土木史研究 ─ 特に近世以降について ─ 」
以上(文責:田中)