平成12年度 第1回 土木史研究委員会 議事録(案) | |
日 時 | 平成12年7月21日(金) 13:30〜15:30 |
場 所 | 鉄道弘済会館4階 椿 |
出席者 | 佐藤委員長、市川副委員長、伊東副委員長、小林幹事長 青山(代理:田中)、石田、大熊、河村、、馬場の各委員 鈴木、高安、武田、迯目、原口、福井、堀、山下の各幹事 丸畑職員 |
配布資料 | 1-0 土木学会土木史研究委員会(平成12年度 第1回)(今回の議事進行次第) 1-1 平成11年度 第2回 土木史研究委員会 議事録(案) 1-2 平成12年度 土木史研究委員会および小委員会構成 1-3 土木史研究委員会運営内規 1-4 平成11年度の土木史研究委員会・幹事会の活動内容報告 1-5 土木史研究編集小委員会・第1回会合報告 1-6 『日本の近代土木遺産-現存する重要な土木構造物2000選』のデータ構築イメージ 1-7 論文奨励賞候補(藤田→小林) 1-8 辰巳用水・清浄が滝水門の無残な姿(メールコピー) 1-9 埼玉県志木市市場坂上に設置の野火止用水いろは樋復元施設 1-10 文化財保護法50年記念第8回千葉県立美術館・博物館合同企画展 1-11 土木史フォーラム検討資料(のち程の配布:土木史研究委員会開催について(Emailコピー:幹事会において)) |
【議事】 | |
1.委員長挨拶 | |
・佐藤委員長より、今年度の土木史委員会の指命として20世紀から21世紀へ、過去から未来への受けわたしを意識したい、との活動方針が述べられた。 | |
2.平成12年度の委員会発足 | |
1)委員・幹事の紹介 | |
・各委員、幹事の自己紹介がなされた。また、小林幹事長から若手、民間の方の起用がなされたとの人選の意図が説明された。 | |
2)委員会活動内容の紹介 | |
・学会刊行物としてだすため完成状態で理事会に提出する必要があるとの説明があった。 | |
・記者会見をして欲しいと学会事務局から要請があり,次期幹事会に引き継ぐこととなった。 | |
3)第20回発表会関連(土木史編集小委員会) | |
・馬場委員より、平成11年度の委員会活動について全般にわたって説明がなされた(資料1-4)。選奨土木遺産については銘板の案が回覧された。また、『土木構造物2000選』の出版について、現在の作業状況が詳しく報告された(資料1-6)。 | |
3.報告事項 | |
1)論文賞選考委員会委員として論文小委員会委員長伊東先生を推薦 | |
・あわせて伊東副委員長より、編集小委員会で討議がなされた事項について説明がなされた(資料1-5)。まず、発表会の開催を学部・院生に配慮して11月に変更し、研究期間が年度をまたがないようにすることが検討されていると述べられた。また剽窃問題についての注記を論文集につけ加える、表紙デザインを変更、カラー化、値段を下げる等が報告された。 | |
2)土木学会委託研究業務「土木博物館(仮称)屋外展示基本計画検討策定」へ佐々木葉先生を土木史研究委員会より推薦 | |
4.審議事項 | |
1)土木史フォーラム小委員会に関する調査費、交通費、謝金の財源とその確保について | |
・まず小林幹事長から研究委員会の予算(学会からの返還金)について説明があった。続いて鈴木幹事から土木史フォーラムの問題点について4点があげられた。(発送業務担当者、調査者、学会員外の執筆者への謝金。メンバーが東京近辺に固定している) | |
・解決策として年間1000円の協力費をもらうことが提案され、承認された。 | |
・2年間で2000円としてはどうか、金銭管理の業務について学生の負担にならないようにすること、内規の変更が必要であること、が指摘された。 | |
・内規の変更は承認された。 | |
2)土木史研究委員会からの論文賞候補の推薦に関する提案と次年度の候補について | |
・第20回発表会の知野論文が推薦された(資料1-7)。自由投稿論文である点が質問され、経緯の説明がなされた。関連する論文をあわせて推薦することが提案された。 | |
・伊東編集小委員長に推薦文書作成を依頼 | |
3)構造物の修理・補修に関する要望書の作成に関する提案 | |
・伊東先生より説明がなされた(資料1-8)。水門の修理で色を変更して修理がなされてしまった。保存については要望書を出しているが、このような修理についても同じようにできないだろうか。 | |
・保存要求では学会にデータがそろっているので出来るが、修復についてはデータがない。残ったことだけでも評価できるわけで、終了してしまったものを後から云々できない。担当者に土木史研究委員会があることを知ってもらい、相談してもらうことが専決。 | |
・地元で委員会等をつくってもらったらどうか。新聞等での議論にもちこむ。 | |
・学会誌でこういった例を、固有名を出さないようにして特集してみてはどうか。 | |
・委員長名で要望書をだすのは難しく、幹事長名にとどめるべき。 | |
・このような例があるたびに委員会を開くことはできず、システマティックに対処することが必要という意見があり、これに対して過去の事例のリストをつくりレベルごとの対処の目安を示すようにしておくことが提案された。 | |
・土木史フォーラムで取り上げる、議論を幹事会で行う等が提案された。幹事会とフォーラムの連係で対処すること | |
・面倒くさくなるなら壊す、という流れにならないように穏便に対処してもらいたい。 | |
4)ホームページのサーバーの管理について | |
・小林幹事長から以前の研究委員会での討議があるが全部はできないので、一度白紙に戻して構築していきたい、との説明があった。この点について承認された。 | |
5)その他 | |
・外国の有識者を呼ぶときに旅費をどのようにしたらよいのか、との質問がなされ、財源についての情報、臨機応変にやっていかないとならない、と指摘があった。 | |
・土木計画学委員会、大規模プロジェクト事後評価WGに連動し、土木史研究委員会でもWGを立ち上げることが要請された。 | |
・「NHK:プロジェクトX」に関係したが、土木の本当に良い仕事をした人たちは 80,90歳になられているのでこういった人たちを放っておくのはどうか、活用すべきである。 | |
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