A−45
河川空間を対象とした視覚-行動モデルの開発
〜犬上川南青柳橋−宇尾大橋を事例として〜
佐々木 和之1・細馬 宏通2・近藤 隆二郎3
1 環境科学修 九州工業大学大学院 工学研究科
(〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1)
2 理博 滋賀県立大学講師 人間文化学部
(〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500)
3 工博 滋賀県立大学助教授 環境科学部
(〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500)
1965年にスタートした河川敷の公園空間としての活用、1970年にスタートした親水をキーとした河川整備、いずれも「単一目的」の設計思想に支えられている整備である。故に元々川の持つ、行動の多様性・多義性が失われている。この多様性・多義性に着目した既存研究は存在する。しかし、人が河川空間をいかに認識しているのかについては考慮されていない。本研究は行動の要因として、生態学的視覚論を基に、動的視覚に着目した。その結果、縁とテクスチャと人間行動との対応モデルを5
カテゴリー21 種提示している。
Key Words: river space, The
Ecological Approach to Visual Perception, affordance,
Inukami-river