論文名(邦文) 建設CALSを指向した橋梁設計業務プロセスの現状分析

三上 市藏

関西大学 工学部

〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35,E-mail: mikami.ichizou@mc.neweb.ne.jp

 

保田 敬一

(株)ニュージェック 情報技術部

〒542-0082 大阪市中央区島之内1-20-19,E-mail: yasudakc@osaka.newjec.co.jp

 

阪本 幹己

中央復建コンサルタンツ(株) 総合2部

〒532-0004 大阪市淀川区西宮原1-8-29-32,E-mail: sakamoto_ma@cfk.co.jp

 

神野 裕昭

(株)建設技術研究所 技術第2部

〒大阪市中央区大手前1-2-15,E-mail: jinno@osaka.ctie.co.jp

 

【抄録】 橋梁の建設に関わるプロセスは非常に複雑であり,現状では上流業務から下流業務へとデータがスムーズに流れていない.また,各業務プロセスごとのデータがどのように下流業務へ流れているかは正確に把握されていない.本研究では,将来の建設CALS導入に向けた課題の抽出を行うために,橋梁設計業務を対象に現状の業務分析から,各設計プロセス間におけるデータの流れとその受け渡しについて分析した.そして,建設CALS化のための各設計段階での電子化に対する問題点とその対策を検討した.

【キーワード】 橋梁,CALS,標準化,設計業務プロセス