環境デザインにおける創造的活動を支援する画像データベースについて
草間晴幸 大阪大学大学院工学研究科助教授 環境工学専攻 〒565-0871 吹田市山田丘2−1、kusama@env.eng.osaka-u.ac.jp
井田佳孝 前大阪大学大学院工学研究科院生 環境工学専攻 〒565-0871 吹田市山田丘2−1
笹田剛史 大阪大学大学院工学研究科教授 環境工学専攻 〒565-0871 吹田市山田丘2−1、sasada@env.eng.osaka-u.ac.jp
【抄録】 近年、人間の知的創造活動を支援し、延いては知的生産性を向上させる道具としてコンピュータを活用する研究に関心が高まっている。本論文では、視覚的な情報・メディアに焦点を絞り、コンピュータ上の知識・情報・データを環境デザインの資源として有効利用するためのデータベース化と、その効率的活用方法の可能性を考える。方法論として、環境デザインにおける視覚的な情報・メディアとしての画像データに着目し、実際のCGを用いた環境デザインのプロセスを通じて、今まで行ってきた画像データの利用形態について分析を行うと共に、画像データベースを用いた新しいイメージ生成手法を提案し、環境デザインの画像データ全般を統合的に取り扱うイメージデータベースシステムの構築に関する考察を行う。
【キーワード】 環境デザイン、メディア、画像データベース、イメージデータベース