道路に関わる情報の整備と活用
高橋広幸 日本道路公団試験研究所 〒194-8508東京都町田市忠生1−4−1、TEL 042-791-1621
山崎元也 日本道路公団試験研究所 〒194-8508東京都町田市忠生1−4−1、TEL 042-791-1621
本郷廷悦 日本道路公団試験研究所 〒194-8508東京都町田市忠生1−4−1、TEL 042-791-1621
【抄録】 道路に関わる情報とは対象とする道路の性能,品質,損傷などを表し,道路事業を実施する上で最も基本となる。また,道路建設における施工計画,品質管理から道路保全における改良・補修計画の立案までライフサイクル全般にわたって活用される。このような情報は,CALSの思考を取り入れ,事業プロセスの進捗に合わせて段階的に整備することが合理的であり,あわせて道路を構成する構造物や施設ごとに幾何形状,材料特性,品質,数量などを統合的に扱えることが求められている。本文では,幾何形状を表すCADデータとその他のデータとを統合して整備し,業務に活用するための今後の方針について考察する。
【キーワード】 CAD,データベース,CALS