実証実験及びパブリックコメントによるCAD製図基準の検証
光橋 尚司 建設省土木研究所材料施工部施工研究室 〒305-0804茨城県つくば市旭1番地、mitsuha@pwri.go.jp
大下 武志 建設省土木研究所材料施工部施工研究室 〒305-0804茨城県つくば市旭1番地、oshita@pwri.go.jp
青山 憲明 建設省土木研究所材料施工部施工研究室 〒305-0804茨城県つくば市旭1番地、aoyama@pwri.go.jp
【抄録】 CADは,公共構造物に関する情報を設計から維持管理までの全体工程にわたり正確かつ効率的に運用するための,有効な手段の一つである。建設省では,図面の電子納品を2001年4月から開始するため,設計図及び竣工図の電子納品仕様である「CAD製図基準(案)」を作成し,試行運用を実施している。 本研究では,「CAD製図基準(案)」の実実務での適用性を検証するため,実際の設計業務で基準案に従ってデータを作成するとともに,ホームページに基準案を公開して関係者から広く意見を収集した。これらの結果をもとに,基準案の修正個所を整理した。
【キーワード】 情報の標準化,CAD,CALS