公共調達(電子入札等)実用化基盤システムの開発
児玉 直樹 財団法人 日本建設情報総合センター 東京都港区赤坂7−10−20 アカサカセブンスアヴェニュービル、kodaman@jacic.or.jp
西岡 誠治 財団法人 日本建設情報総合センター 東京都港区赤坂7−10−20 アカサカセブンスアヴェニュービル
【抄録】本論分では,公共調達の電子的な実現を図るための基盤技術の開発及びその実地による検証を目的とした.公共調達システムとして後述の二つのシステムを開発し,コンソーシアムメンバーによる実証実験までを行った.「クリアリングハウスシステム」は多くの発注機関の発注情報を一元的に収集することにより,入札参加希望者が効率的に情報を得ることができるようになる.「電子入札システム」は入札参加資格確認から入札結果公表までの範囲を電子的に行うものであり,応札者は一同に会することなく入札を行うことができる.システムの開発にはセキュリティを保証する認証技術も活用している.
【キーワード】CALS,情報の共有化,インターネット,その他(公共調達)