施工現場における工事写真のデジタル化に伴うデータ管理について
渡名喜 重 三井建設株式会社 技術研究所 研究開発第五部 第一グループ 〒270-0132 千葉県流山市駒木518-1、tonaki@mcc48.mcc.co.jp
高田 知典 三井建設株式会社 技術研究所 研究開発第五部 第一グループ 〒270-0132 千葉県流山市駒木518-1、takada@mcc48.mcc.co.jp
服部 達也 建設省 土木研究所 材料施工部 機械研究室 〒305-0804茨城県つくば市旭-1、thattori@pwri.go.jp
【抄録】 施工現場における工事写真は、近年徐々にデジタル化が進行していると言うことができる。それは、社会全般の情報化の流れとともに、建設現場仕様のデジタルカメラの登場や、各地で実施されている建設CALS/EC実証フィールドでの工事写真のデジタル化試行などが起因になっていると考えられる。しかし、実際の現場の状況を調べると、その利用方法に関していくつかの問題点があることが分かる。今回筆者らは、以前より開発してきた工事写真画像ファイルの管理アプリケーションを、これらの問題点を踏まえて改良し、かつ「デジタル写真管理情報基準(案)」に準拠したものとしたので、現場に対して実施したアンケート結果とともに、これを報告する。
【キーワード】 情報化施工、情報管理、デジタル画像