GIS等の情報基盤を活用した維持管理作業の将来モデルの提案
朝倉 義博 建設省土木研究所 材料施工部 機械研究室 〒305-0804 茨城県つくば市大字旭1番地
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村松 敏光    
服部 達也    
【抄録】  道路維持管理業務では、コスト縮減、従事者の高齢化・熟練者不足等への対策、安全性の向上策として、運転者への的確な情報提供、イージーオペレーション化、自動化等の研究開発が取り組まれている。一方、電子情報技術を活用した建設事業の情報化への取り組みが本格化しており、今後の維持管理作業においても、CALSの概念を導入した情報システムの構築やGISデータ等の整備を進める必要がある。本稿は、将来の維持管理作業における合理化方法として位置検出システム及びCALS及びGISといった情報基盤と連動した情報システムのデータベースの構築方法について提案するものである。
【キーワード】 GIS、CALS、道路維持管理作業、情報連携・共有化、プロジェクトデータベース