連続パノラマ画像による空間認識方法について
浜嶋 鉱一郎 (株)大林組 けいはんなセンター所長 〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台1−7
 けいはんなプラザラボ棟13階
 hamajima@o-net.obayashi.co.jp
高橋 啓子 (株)大林組 けいはんなセンター 〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台1−7
 けいはんなプラザラボ棟13階
 keiko@o-net.obayashi.co.jp
【抄録】人は道路上を移動するときに周辺を自由に眺めながら周辺環境を観察している。この状況を表す方法として、連続パノラマ画像による空間認識手法を開発した。これは、QuickTimeのオブジェクトムービーのデータ形式を応用したものであり、データを2次元的な構造とすることにより、動線上のポイントごとに360度景観を表示することが可能になる。1つのデータに、周囲を見渡しながら道路を歩く時に得られる情報を全て入れ込む方法をとることで、実際に対象地を歩いたかのように空間を認識することができる。本論文では、その特徴および作成方法と利用事例を中心に説明を行う。
【キーワード】 CG・バーチャルリアリティ・プレゼンテーション・景観・QuickTime