インタ−メット技術を利用した落石・土砂災害監視システムの開発 | |||
加治屋安彦 | 北海道開発局開発土木研究所 | ||
広瀬哲司 | 北海道開発局開発土木研究所 | ||
黒澤伸好 | 日本工営株式会社 | ||
木下 将 | 日本工営株式会社 | 日本工営(株)札幌支店 011-205-5521 | |
【抄録】 落石による断線を検知する現状のワイヤセンサでは、大規模落石の予兆 を捉えることは困難である。それに対し、振動検知型ケ−ブルセンサは、予 兆規模の落石を検知するのに適している。 本報告は、この振動検知型ケ−ブルセンサを利用し開発した「落石・土砂 災害監視システム」に関する現場試験結果について,要点を述べるものである。 試験結果として @衝突位置と落下物重量の検知特性 A雪崩を含む落下物の種類による検知特性 B埋設センサによる落石の検知 C寒冷地対策方法 Dインタ−ネットに”しきい値”を超えた落石信号の配信等 に関し知見が得られ、実用の見通しが得られた。 | |||
【キーワード】 振動センサ、土砂、落石、検知、インタ−ネット、自動配信 |