GISとGAを用いた送電線の準最適ルート探索システムの研究開発 | |||
田中 成典 | 関西大学 総合情報学部 | 〒569-1095 大阪府高槻市霊仙寺町2-1-1
(TEL) 0726-90-2404 |
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古田 均 | 関西大学 総合情報学部 | ||
阪本 尚己 | 関西大学大学院 総合情報学研究科 | ||
村木 広和 | 関西大学大学院 総合情報学研究科 | ||
【抄録】 近年,送電線ルート選定業務においては,送電設備の大規模・長距離化に加え,自然環境や社会環境との調和が強く求められるようになり,送電線のルート選定がますます複雑になってきている.そのため,多大な労力と時間を要してきた.さらに,送電線ルート設計者の経験や知識に基づいてルート選定が行われていたため,ルート選定の根拠が不明瞭であり,定量的なルート選定が行われていなかった.そこで,本研究では,これらの問題を解決するシステムの開発を目指す.本研究では,ルート選定業務に必要とされる多くの法規制データを一括して管理することができ,空間解析に優れた地理情報システムを用いる.さらに,遺伝的アルゴリズムにより準最適ルートの導出を試みることにより,ルート選定への有効性を検証する. | |||
【キーワード】 送電線,最適ルート探索,地理情報システム,遺伝的アルゴリズム |