サイクリックな報告業務に適した日本型ワークフローの提案
長峯 洋 清水建設(株)
土木本部情報システム部
〒105-8007港区芝浦1-2-3 シーバンスS館
nagamine@cabi.shimz.co.jp
篠田 務 清水建設(株)
土木本部品質・環境マネジメント部
〒105-8007港区芝浦1-2-3 シーバンスS館
ywave@cabi.shimz.co.jp
【抄録】 企業では、情報共有ツールとして定着したイントラネットに市販のワークフロー製品を連携し、日常業務の改善、見直しを行う動きがある。しかし、月間、週間報告など個別業務に試用した経験から、従来型ワークフローの基本機能に制約が多いことを確認した。そこで、工事に関連し、承認行為を含み報告情報のフィードバックを可能にした月間報告システムを、市販ツールに頼らずに構築した。そのシステム志向を概念化すると、サイクリックな報告業務に適したワークフローモデルが定義できたので、日本型ワークフローとして提案した。紙面の都合により本論ではふれられなかった実際システムには、シンポジウムの場で紹介したい。
【キーワード】 イントラネット、データベース、報告業務、日本型ワークフロー、モデル定義