埋立処分場閉鎖計画における３次元地形モデルの活用事例 Illustration of 3-D topographical model applied to closing plan for solid waste landfill site
福島　孝亮	Fukushima Takaaki	日本技術開発(株)
佐藤　道明	Sato Michiaki	旭川市
永富　大亮	Nagatomi Daisuke	日本技術開発(株)
纐纈　卓也	Kouketsu Takuya	日本技術開発(株)
松本　真	Matsumoto Shin	日本技術開発(株)
【抄録】 廃棄物埋立処分場の閉鎖計画では、現況地形に即した最終覆土や表面排水施設整備を行う必要が ある。しかし、これまでの閉鎖設計は、紙ベースもしくは2次元CAD を用いて行われてきたのが現状 であり、現況の複雑な地形を細部まで把握し設計を行うことが困難であった。そこで、複雑に起伏する 地形情報を把握しつつ、精度のよい最終覆土計画を行うため、3次元地形モデルによる設計法を採用し た。現況地形の電子平板測量時に高さ情報を取得することによって3次元地形モデルを作成するととも に、それを活用することで、閉鎖後の景観、雨水排水の検討、土量数量の算定等において効率化を図る ことができた。
【キーワード】　廃棄物埋立処分場、３次元地形モデル、覆土、閉鎖、測量
<Keyword>　Solid Waste Landfill site, 3-D topographical model ,covered soil ,closing ,measurement