公益社団法人土木学会

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土木学会 北海道支部


土木学会北海道支部 支部長挨拶
土木学会北海道支部 支部長挨拶/水島 徹治


 このたび、土木学会北海道支部の支部長を務めることになりました北海道開発局の水島でございます。前任の和泉支部長の後を引き継ぎ、微力ながら尽力して参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。

 今年の8月末には8年振りの全国大会が予定されております。今年は「明治150年」、さらに北海道が命名されて150年目でもあることから、厳しい自然環境の中でこれまで培われてきた土木技術を振り返りつつ、近年続発する自然災害や地方部で先行する人口減少・少子高齢化などへの対応を踏まえ、「北海道におけるイノベーション創出のために〜未来に向けて北海道の土木技術が担うもの〜」というテーマを掲げています。

 北海道では、開拓期から、諸外国や札幌農学校で学んだ若い技術者、その技術を継承した技術者らが、学んだ技術をそれぞれ独自に改良しながら現場実装し、確立してきました。北海道の人口が500万人を超えるまでに増加し、食料生産で日本全体を支えるとともに、来道観光客数も国内外から年間約800万人を超えるまでになったのは、この礎があったからこそ、ともいえます。

 一方で、土木分野では、それらの技術を継承する担い手の不足が深刻化しており、災害時の応急復旧、復興の遅れはもちろん、平時においても老朽化に起因する事故の発生や適時の補修ができないことによる維持管理コスト、更新コストの増大、また地域の活力低下が懸念されます。

 全国大会のほか、支部の行事として好評な「若手技術者の交流サロン」や  「VISIT事業」を通じて学生も含む若い世代の皆さんに土木の役割、土木技術の奥深さを知っていただき、技術を継承できる担い手の確保・育成を図るとともに、将来に向けた会員数の増加を図ってまいりたいと考えております。

 最後になりますが、これからの支部活動の更なる活性化と北海道の将来への貢献に努めてまいる所存でございますので、皆様方の特段のご理解と御協力をいただきますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。


組織図