土木學會略史
1994-2004

第 I 編　激動の10年を振り返る

第1章 歴代会長が語るこの10年

• 80周年記念事業，そして阪神・淡路大震災発生．調査団団長として現地入りし，報告会開催へ．
  中村　英夫 (第82代会長)
• 日本建築学会と合同の震災調査報告書づくりと，海外交流・支部活動の活性化
  小坂　忠（第83代会長）
• 災害緊急対応部門，企画運営連絡会議，技術推進機構の発足，JSCE2000の策定など，一連の学会改革を通じ，組織に進化性を加える．
  松尾　稔（第84代会長）
• プロジェクト評価による信頼の回復と，国際化への対応により，土木の存在感を高める
  岡田　宏　（第86代会長）
• 土木技術者の技術レベルを高め，評価し，活用する仕組みとしての技術者認定制度の創設に取り組む
  岡村　甫（第87代会長）
• 21世紀の日本における社会資本整備と技術開発の方向性を2000年レポートに結実
  鈴木　道雄（第88代会長）
• 地球環境問題が国際的な課題となるなかでシビルエンジニアとしての役割を考える
  丹保　憲仁（第89代会長）
• 土木技術者個人の顔が市民に見えるように 　−インターネットで一般の人と議論できる，双方向コミュニケーションのシステムを立ち上げる−
  岸　清（第90代会長）
• 土木技術者の気概の向上と，社会とのコミュニケーションの改善に努める
  御巫　清泰（第91代会長）
• JSCE2000の策定，そして会長施策の長期計画を通じて，技術力の維持と土木技術の社会的評価の向上を目指す
  森地　茂（第92代会長）

第2章　10年の主な出来事

• 10年を振り返って
  1.1　地球環境問題に直面したこの10年（1995-2004）
  1.2　この10年の光と影
  1.3　定款の改正−学会の目的−
  1.4　技術推進機構の発足
  1.5　倫理規定の制定
  1.6　国際交流の急進展
  1.7　企画委員会を中心とする改革案
  1.8　新時代の土木技術者像
  
• 社会の成熟化と多様化する価値観
  2.1　自然との共存・再生への模索
  2.2　都市再生と地方都市の衰退
  2.3　環境影響評価法の制定
  2.4　プロジェクト実施方法の多様化
  2.5　土木構造物に関する市民意識の変化−新しい顕彰制度
  2.6　女性技術者の進出
  
• 社会資本を巡る議論
  3.1　省庁再編と特殊法人改革
  3.2　財政構造改革と公共事業批判
  3.3　個別公共事業の事業評価システム
  3.4　公共事業コスト構造改革
  3.5　入札契約制度改革
  3.6　技術開発制度改革
  
• 学会と社会とのかかわり
  4.1　緊急災害に対する活動
  4.2　阪神・淡路大震災と土木学会の活動
  4.3　社会とのコミュニケーションの取り組み
  
• 学会の動き
  5.1　土木学会の活動理念の再構築
  5.2　土木学会の機構改革
  5.3　技術推進機構
  5.4　国際活動の進展
  5.5　施設拡充の取り組み―土木図書館建設および土木会館改築―
  

第II章　学会活動の記録

第1章　各部門の記録

• 企画部門
• コミュニケーション部門
• 国際部門
• 教育企画部門
• 社会支援部門
• 調査研究部門
  6.1　概論
  6.2　構造部門（I部門）
  6.3　水理部門（II部門）
  6.4　地盤部門（III部門）
  6.5　計画部門（IV部門）
  6.6　コンクリート部門（V部門）
  6.7　建設技術・マネジメント部門（VI部門）
  6.8　環境・エネルギー部門（VII部門）
  
• 出版部門
• 情報資料部門
• 総務部門
• 財務・経理部門
• 会員･支部部門
• 技術推進機構

第2章　各種事業の記録

• 創立80周年記念事業
• 創立90周年記念事業

第3章　本会と関係機関および学協会との交流

第III編　資料

• 歴代会長
• JSCE2000
• JSCE2005
• 仙台宣言
• 倫理規定
• 阪神・淡路大震災災害調査団
• 緊急災害調査団
  7.1　震災
  7.2　その他の災害
• 土木学会名誉会員推挙者一覧（1994-2004）
• 土木学会受賞者一覧
• 土木学会映画コンクール入賞作品一覧
• 推奨土木遺産一覧
• 重要文化財・登録文化財
• 土木学会役員一覧
• 土木学会総会講演一覧
• 土木学会出版物一覧
• 行事一覧
• その他
• 土木年表・学会年表