第4回
構造物の破壊過程解明に基づく
地震防災性向上に関するシンポジウム

開催期日:200336日(木),7日(金)
会場:土木学会 講堂


◎講演プログラム(都合により変更になる場合がございます。ご了承ください。)


●3月6日(木)
9:30- 9:40 開会挨拶                   盛田謙二(文部科学省)  
9:40-11:40 基調講演・パネルディスカッション
 テーマ:「E−ディフェンスを活用した実験的研究の展開」
 1.基調講演:        片山恒雄(防災科学技術研究所理事長)
 2.パネルディスカッション  座   長:濱田政則(早稲田大学)
                   パネリスト:佐藤忠信(京都大学)
                          清水信行(いわき明星大学)
                          福田俊文(建築研究所)
                          高橋祐治(鹿島建設)
 
11:40-12:40 <昼休み> 
12:40-14:15 セッションa 既存構造物の耐震性調査法   座長:太田外氣晴  (足利工業大学)
1.ジャークドットセンサによる構造物の損傷検出 山村貴彦(京都工芸繊維大学)
2.AEレートプロセス解析による既設構造物の定量的損傷度評価の考察 鈴木哲也(日本水工コンサルタント)
3.SIBIE法によるコンクリート中の欠陥検出の考察 野村芳弘(熊本大学大学院)
4.RC構造物のデジタル画像を用いたひび割れ計測(その3) 山田 守(大林組)
5.独立成分解析を用いた構造物の動特性と入力の同時推定法 市田 賢(京都大学大学院)
6.仮想共有メモリに基づくセンサネットワーク 矢澤 潤(慶應義塾大学)
14:15-14:30 <休憩> 
14:30-16:05 セッションc 鋼構造物の塑性域の挙動と終局強度   座長:小川信行  ((独)防災科学技術研究所)
1.実大振動試験体の動的挙動解析 三村耕司(大阪府立大学工学研究科)
2.構造用鋼の延性/脆性破壊挙動における小型試験片と実大試験体の関係 竹内悦男(物質・材料研究機構)
3.座屈拘束ブレース用心材LYP 100/225 材の負荷履歴 及びひずみ速度依存性に関する検討 三村耕司(大阪府立大学工学研究科)
4.多軸応力下における鋼材の履歴則に関する実験的研究 松本由香(横浜国立大学大学院)
5.エネルギーの授受に着目した鋼構造立体骨組の多次元入力振動台実験 薩川恵一(東京工業大学)
6.時刻歴応答解析による鋼製橋脚の耐震補強効果の評価 小野沢 直(早稲田大学大学院)
16:05-16:20 <休憩> 
16:20-17:55 セッションe 液状化および側方流動に対する構造物の挙動   座長:水野二十一  ((独)建築研究所)
1.細粒分を含んだ材料による振動台液状化実験 石田英毅(不動建設(株))
2.液状化土の粘性評価とそれに基づく側方流動のシミュレーション 川村 淳(早稲田大学大学院)
3.道路橋橋台およびその基礎の地震被災事例分析 福井次郎(土木研究所)
4.側方流動が杭基礎に及ぼす外力の特性に関する実験的研究 張 至鎬(早稲田大学理工学部)
5.液状化を考慮した橋脚−基礎−地盤系の動的応答解析 平尾謙一(鹿島建設)
6.AN EXPERIMENTAL STUDY ON FAULT RUPTURE PROPAGATION IN SANDY SOIL DEPOSIT Jea Woo Lee(早稲田大学大学院)


●3月7日(金)

9:00- 10:35 セッションd コンクリート構造物の塑性域の挙動と終局強度(1)   座長:福田俊文  ((独)建築研究所)
1.EFFECT OF AXIAL LOAD INTENSITY ON PLASTIC HINGE LENGTH AND DAMAGE PROGRESS FOR LARGE SCALE RC COLUMNS DURING AN EARTHQUAKE ATTACK Hakim Bechtoula(京都大学)
2.鉄筋コンクリート造ピロティ建築物の崩壊メカニズムに関する研究
-12層平面フレームのサブストラクチャー仮動的実験-
倉本 洋(豊橋技術科学大学)
3.崩壊過程を考慮した建築構造物群の地震時挙動とその復元力特性 山下忠道(防災科学技術研究所地震防災フロンティア研究センター)
4.EFFECTS OF LOADING HISTORY ON THE SEISMIC BEHAVIOR OF REINFORCED CONCRETE COLUMNS Ousalem Hassane(東京大学大学院)
5.SRFによる柱の補強効果の検証実験 田村玲(横浜国立大学)
6.動的破壊実験による鉄筋コンクリ−ト造耐震壁の変形性能の検討 松井智哉(東京大学大学院)
10:35-10:50 <休憩> 
10:50-11:55 セッションd コンクリート構造物の塑性域の挙動と終局強度(2)   座長:運上茂樹  ((独)土木研究所)
7.付着制御型UBRC構造に関する実験的検討 曽我部直樹(京都大学大学院)
8.鉄筋コンクリート橋脚における軸方向鉄筋の座屈抑制と塑性変形性能の向上 星隈順一(土木研究所)
9.基礎構造の塑性化を考慮した橋梁全体系の地震時挙動に関するハイブリッド振動実験 谷本俊輔(土木研究所)
10.鉄筋コンクリート橋脚の3次元地震応答解析と崩壊性状 張 富明(防災科学技術研究所)
11:55-12:55 <昼休み> 
12:55-14:30 セッションb 大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測技術(1)   座長:清水 信行  (いわき明星大学理工学部)
1.試験体の動特性の変動が振動台再現波形に与える影響について 佐藤栄児(防災科学技術研究所)
2.非線形試験体の影響を考慮した中型三次元振動台の適応制御 篠原雄一郎(いわき明星大学大学院)
3.震動台の地震波再現性能の改善に関する研究〜中型振動台を用いた制御実験〜 鈴木 拓(東京農工大学大学院)
4.振動台加振制御を目的とした加速度フィードバックによる3変数制御器設計方法 梶原浩一(防災科学技術研究所)
5.3変数制御器及び4変数制御器を用いた中型振動台の加振制御性能について 渡辺紗綾香(東京農工大学)
6.振動台−試験体連成系の動特性の解析 橋本慎一(東京農工大学大学院)
14:30-14:45 <休憩> 
14:45-16:05 セッションb 大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測技術(2)   座長:藤田 聡  (東京電機大学工学部)
7.ビデオ映像を用いた動画像計測による側方流動地盤の流動・破壊状況の把握 青木 久(基礎地盤コンサルタンツ(株))
8.画像処理を用いた構造物崩壊過程計測技術に関する研究
−倒壊建物モデルを用いた振動計測実験による計測システムの評価−
藤田 聡(東京電機大学)
9.電波位相差測位法による動的変位計測の実用化に向けての実験検証 吉崎 互(三菱電機(株))
10.エネルギーの流れに着目した構造物応答計測技術に関する研究 藤田 聡(東京電機大学)
11.有限要素法による人体被災度計測シミュレーションの基礎的検討 宮野道雄(大阪市立大学)
16:05-16:20 <休憩> 
16:20-17:55 セッションb 大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測技術(3)   座長:山田敏夫  ((株)篠塚研究所)
12.大型土槽実験のための液状化地盤作成法の研究 (その1)
   模型地盤間隙での水道水の溶存酸素量と飽和度の変化
後藤茂(清水建設(株)技術研究所)
13.大型土槽実験のための液状化地盤作成法の研究 (その2)
   各種方法で作成した砂供試体の密度・飽和度・液状化特性
佐藤正義(独立行政法人防災科学技術研究所)
14.模型実験における試料土の再利用装置の開発 安田 進(東京電機大学)
15.液状化実験のための地盤作製法の改良と作製地盤の品質 水野二十一(建築研究所)
16.音響透水トモグラフィによる大型模型地盤の均一性の可視化(その2) 毛利栄征(農業工学研究所)
17.比抵抗を用いた大規模模型地盤の分布評価および液状化状態における砂層収縮状態の計測 神宮司元治(産業技術総合研究所)
17:55-18:00 閉会挨拶   高橋 祐治 (社) 土木学会技術推進機構(鹿島建設(株)土木設計本部) 


※問合先:

土木学会技術推進機構(担当 柳川)
TEL 03-3355-3502 FAX 03-5379-2769 E-Mailyanagawa@jsce.or.jp



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