インターナショナルサマーシンポジウム
International Summer Symposium


第9回インターナショナルサマーシンポジウム



平成19年9月18日(火)に横浜国立大学において、第9回インターナショナルサマーシンポジウムが土木学会国際委員会 (委員長:日下部治・東京工業大学教授)の主催で開催されました。このシンポジウムは土木学会の国際活動の一環として、 英語での研究成果の発表の機会を設けることにより、日本に滞在中の留学生・エンジニアを中心に、国際交流と相互理解 を深める目的で企画されたものです。1999年から開催され、9回目となる今回は103名の参加者(外国人学生・エンジニア72名、 日本人学生・エンジニア31名)を得て、7部門・82件の研究発表、2件の基調講演、ならびに懇親会が行われました。
なお、今回のシンポジウムは、土木学会学術交流基金の助成を受けて実施されています。

シンポジウム当日は、午前・午後合わせて計14の一般講演セッションおよび基調講演が行われました。合田良実・ 横浜国立大学名誉教授による"Call for Engineering Judgment in Coastal Engineering Research" と題する基調講演に続いて、 日下部国際委員長による"Towards sustainable civil engineering"と題する講演が行われました。日本で学ぶ将来を担う学生・ エンジニアにとって有意義な講演でありました。
一般講演での発表は、日本滞在中の留学生によるものがその多くを占めましたが、海外からの参加者の講演も複数件あり、 参加者相互間の有意義な情報交換ができたとの声が聞かれました。

最後に参加者が一堂に会し懇親会が催され、その中で優秀発表講演者(受賞者は下記のとおり)に賞状と記念品が授与されました。 懇親会での参加者間の活発な交流によって、シンポジウムの主目的である国際交流と相互理解はさらに促進されたと考えています。

優秀発表講演者 14名(敬称略)
Ahmed Kamal (名古屋大学) | Rabin Tuladhar (埼玉大学) | Pang-jo Chun (Wayne State Univ.) | Sohail Ahmed (埼玉大学) | Napayalage Aruna Kithsiri Nandasena (埼玉大学) | Gyeong-Seon Yeom (名古屋大学) | Ruta Ireng Wicaksono (東京大学) | Olivhal Paghangaan Borda (東京大学) | Deepagoda Thuduwe Kankanamge Kelum Chamindu (埼玉大学) | Manalo Allan Capilar (埼玉大学) | Marish S. Madlangbayan (東京工業大学) | Matiko Samson (横浜国立大学) | Sasikala Shanmugasuntharam (埼玉大学) | Kasige Anusha Priyanthi (埼玉大学)
(国際委員会 第9回サマーシンポジウム組織委員会委員長 山田 均(横浜国立大学))



日下部委員長と優秀発表講演者の記念撮影

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© Japan Society of Civil Engineers