インターナショナルサマーシンポジウム
International Summer Symposium


第7回インターナショナルサマーシンポジウム


7月30日(土)に土木学会において,第7回インターナショナルサマーシンポジウムが土木学会国際委員会(委員長:高橋修・日本工営株式会社代表取締役社長)の主催で開催された.このシンポジウムは土木学会の国際活動の一環として,英語での研究成果の発表の機会を設けることにより,日本に滞在中の留学生・エンジニアを中心に,国際交流と相互理解を深める目的で企画されたものである.1999年から開催され,7回目となる今回は103名の参加者(外国人学生・エンジニア60名,日本人学生・エンジニア43名)を得て,7部門・83件の研究発表と基調講演,ならびに懇親会が行われた.今回のシンポジウムは,土木学会学術交流基金の助成を受けて実施された.

シンポジウム当日は,午前・午後合わせて計13の一般講演セッションと1題の基調講演が行われた.基調講演では,土木学会中部支部長で,名古屋大学大学院教授の宇佐美勉先生による”Recent Developments in Seismic Upgrading Methods for Steel Bridge Structures”と題した講演と活発な議論が行われた.一般講演での発表は,日本滞在中の留学生のものがその多くを占めたが,日本人の発表も多く,参加者相互間の有意義な情報交換ができたとの声が聞かれた.

最後に参加者が一堂に会し懇親会が催され,その中で優秀発表講演者(17名)に賞状と記念品が授与された.懇親会での参加者間の活発な交流によって,シンポジウムの主目的である国際交流と相互理解はさらに促進された.

●優秀発表講演者17名(敬称略)
G.H.M. Jimila Subashi (埼玉大学)/Said Elkholy (東京大学)/Zhiyi Chen (名古屋大学)/Takeshi Katakai (名古屋大学)/Shinjiro Miyawaki (名古屋大学)/XI Qing (名古屋大学)/Kaushal Raj Sharma (立命館大学)/Chaminda Pathma Kumara Gallage (東京大学)/Sajjad Maqbool (東京大学)/Kai Liu (名古屋大学)/Tuenjai Fukuda (日本大学)/Aung Kyaw Min (東京工業大学)/Bilal Bakht (埼玉大学)/Takashi Goso (高知工科大学)/Yosuke Yasuda (高知工科大学)/Chen Guo (高知工科大学)/Thidar Aye (埼玉大学)

(国際委員会 第7回サマーシンポジウム組織委員会委員長 葛 漢彬(名古屋大学大学院))



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