土木学会誌12月号モニター回答
編集委員会より読者の皆様へ

 「会員の声」は、会員やモニターの方々が個人的立場で意見等を述べる欄です。したがって、その意見は組織の代表としてのものではないことをご理解いただきたいと編集委員は考えております。今月号は11月号に対して寄せられた「会員の声」に対するお答えを掲載しました。

【ご意見・ご要望など】
限られた紙面でご苦労されていると思いますが、理事会議事録等は、割愛して(例えばホームページに全文を掲載する)などして、記事や情報量を増やす事は出来ないのでしょうか。
(日本鉄道建設公団 佐々木養一)
【編集委員会からのお答え】
会告はできる限り簡略化し、詳細な情報は学会のホームページに掲載するなど、ご趣旨に沿った努力をしております。その旨ご理解いだだけましたら幸いです。なお、理事会議事録は、全ての会員の方に開示するという趣旨から、学会誌に掲載することとなっております。

【ご意見・ご要望など】
東海豪雨時の列車運行体制の改善など,危機管理能力の強化の必要性が改めてとりざされるようになってきていますが,事件を契機に浮き彫りになった問題点や,対応がどのように変化したのかなどについて特集があれば面白いのではないでしょうか?
(東京工業大学 渡辺学歩)
【編集委員会からのお答え】
東海豪雨時に限らず、自然災害時の列車等の交通運行の問題については、今後の記事あるいは特集のテーマとして検討いたします。

【ご意見・ご要望など】
学会誌は希望配布制とならないであろうか。職場にも学会誌は届くため、個人的には不要というのが実際のところである。学会誌が不要な会員はその分年会費を安くして頂きたい。環境面から考えても不要な冊子の配布というのは如何なものであろうか。
(住友建設 松元香保里)
【編集委員会からのお答え】
学会誌編集委員会の権限を越える問題ですが、ご意見の趣旨をも含め、会員・会費区分の多様化を学会に検討を依頼するよう働きかけます。

【ご意見・ご要望など】
本誌に投稿されている方々は、大抵その名前や肩書きで、どういった方なのかわかるのですが、今回の早川 光氏の「映画監督」といった肩書きだけでは、どういった方なのか全く想像がつきませんでした。私の知識が浅いこともありますが、簡単でもいいのでもう少し読者にわかりやすい経歴等も載せて頂けないでしょうか。
(熊谷組 松尾新治)
【編集委員会からのお答え】
早川氏の経歴を簡単にご紹介いたしますと以下のようです。
1961年東京生まれ。映画監督。著述業者。
1984年、『アギ鬼神の怒り』でアボリアッツ国際ファンタスティック映画際(フランス)の最終選考に選ばれる。その他10本以上のビデオ用映画を監督。
水への関心も高く、1988年、東京の湧き水を独自に調査した『東京の自然水』(農文協)
が話題になる。その他『ミネラルウォーター・ガイドブック』(新潮社)など水に関する著書多数。

【ご意見・ご要望など】
特集の各記事が見開き2ページにまとめられていたのが驚きだった。編集後記でも触れられていたが、編集された方の苦労が推察される。ただ、いつもの癖で次のページまでめくって「あれ?この記事は前のページで終わっているのか」と何度も確認してしまった自分が情けなく思われる。
(学生 糸山 豊)

【ご意見・ご要望など】
@「20世紀ニッポン土木のオリジナル考 世界に発信する日本の海洋土木技術−合田波圧公式−」で述べましたが、「世界の中の日本の土木技術」のような特集はできるのでしょうか。調査範囲は非常に広くなると思いますが、理論、公式、施工方法等を取り上げていただけないでしょうか。
A特集「水資源は大丈夫」は土木という観点よりはむしろ別の視点から取り組まれており、視野が広くなる思いがし、大変おもしろく読ませていただきました。
 私は施工業者に勤務しているせいか、もう少し構造物等を取り上げてもらえたらという感じも受けました。
(五洋建設 佐々木広輝)
【編集委員会からのお答え】
@に関しては、掲載を検討いたします。Aに関しましては、貴重なご意見ありがとうございました。

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