土木学会誌10月号モニター回答
世界最長の鉄道トンネル

 目次を開いたとき「世界最長のー」という見出しが目に飛び込んできました。トンネルでの「最長」というと、もし事故等で何かあったら?ということがまず気になってしまいます。
 新幹線のトンネルでは、列車のエネルギーが電気であるため、二酸化炭素の排出量が少なく換気施設としては簡易なもので充分だということで安心しました。
 このトンネル工区は脆弱な膨張性地山でいくつもの困難を抱えながらも、完成してしまうと、さも何事も無かったかのように電車は人を乗せて通過してしまいます。こういうリポートを読むと、その場所を通過するときの心境がまた違ってくるものになります。
 東北方面は何度か自動車で出かけたことはありますが、何時間もかかる距離を2時間程度で通ることができるようになるのは嬉しいものです。今から2年後に開通するのが待ち遠しいです。
(所属:熊谷組 土木部 氏名:道村 未佳 )

 東北新幹線では世界最長の陸上部鉄道トンネルが施行され,さらにそれ以上のトンネルも計画されていることは大変素晴らしいことだと思われる。しかも適正な建設コストを維持しているそうですが,完成後の採算等を考慮したコスト削減技術を向上させ,種々のトンネル技術が広く普及し,安く簡単に掘れることを期待している。
(福山大学 梅田眞三郎)

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