土木学会誌9月号モニター回答
編集委員会より読者の皆様へ

 「会員の声」は、会員やモニターの方々が個人的立場で意見等を述べる欄です。したがって、その意見は組織の代表としてのものではないことをご理解いただきたいと編集委員は考えております。今月号は8月号に対して寄せられた「会員の声」に対するお答えを掲載しました。

【ご意見・ご要望】
8月号の会員の声の欄に”モニター名を原則氏名のみにすべきでは”という意見が掲載されていましたが,氏名を掲載する理由について教えて欲しいと思います.
(東京工業大学 渡邊学歩)

【編集委員会からのお答え】
 「声」は個人の責任で掲載するという原則がありますので、氏名の掲載を原則としています。


【ご意見・ご要望】
 7月号から、モニターになっております。新ためて土木学会誌を全般ながめてみた全体的な感想ですが、どちらかというと思想的な話題が多く、土木の魅力を紹介するような話題が比較的に少ないように感じました。具体的には、プロジェクトの計画や施工結果のレポート、あるいは社会的に問題となっていることなどを掲載していっても良いのではないでしょうか。他の雑誌と掲載内容が多少ラップしても良いのでは?
(建設省土木研究所 中野清人)

【編集委員会からのお答え】
 学会誌には、プロジェクトリポートという企画区分があり、注目を浴びているプロジェクトの紹介を随時行っています。また、社会的なホットな話題について論じる新企画『時局を論じる!』が始まります。御期待下さい。


【ご意見・ご要望】
 今回7月より紹介もあり、土木学会誌のモニターを始めた。土木学会には20年近く入っているが、最近ではただ学会誌が送られてくるだけの御付き合いの状態であった。学会誌についても最初は記事を読んでいたが、最近では目次に目を通すのみの状態となった。今回、モニターを引き受けることにより一通り目を通すようになり、内容も少し読む様になった。別途、専門分野の月刊誌も購読しているが、こちらは割と読んでいる。この違いを考えた場合、学会誌は土木一般のことがテーマとしてあがっていることより、今一つ興味が沸かない理由による。学会誌の位置付けから一般的なテーマとならざるを得ないことは理解できるが、興味が沸くキーワードの設定も重要ではなかろうか??
(中電技術コンサルタント 佐々並敏明)

【編集委員会からのお答え】
 学会誌は必ずしも土木一般のテーマばかりを扱うわけではありません。学会誌の投稿要領にもありますように、ふさわしいテーマに関するご意見・ご要望をお待ちしております。


【ご意見・ご要望】
 特集するテーマについて、幅広く読者から募集してはどうであろうか。タイムリーな特集内容も多いようだが、読者からの希望も反映させることも大切だと考える。
 また各月ごとに、○月はトピック、○月はある分野のテーマ、などとジャンルを決めてはどうだろうか。
(CRC松島研究所 小川真一)

【編集委員会からのお答え】
 各月毎にジャンルを決めておくのは、現在機動編集班方式で特集を編集している都合上、技術的に難しいかも知れませんが、今後の検討課題として承っておきたいと存じます。なお、特集テーマの募集については、何らかの形で積極的に考えていきたいと存じます。

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