土木学会誌9月号モニター回答
技術リポート 有珠山無人化施工への挑戦

 業務に活かせる情報だった。
(アジア航測梶@天野 篤)

 有珠山無人化施工が,雲仙普賢岳のものとは違い,市街地であるための障害や1.2km以上の長距離を移動する等の技術的な困難さがわかった。さらには,僅かな土工機械で遊砂池建設のためにトレンチ,盛土等が施工されているとは驚きである。無人化といっても土工機械の操作は,カメラ映像による遠隔操作であるから,熟練工でもあっても難しいと思う。多種多様な現地に対応しなければならない技術的な困難さがあるが,土工ロボットといわれるような自動化された土工機械があればと思う。
(松江工業高等専門学校 河原荘一郎)

 火山活動に伴う災害だけでなく、豪雨等の土砂災害で、2次災害の危険性がある場合の復旧作業等、今後無人化施工の適用範囲が広くなるのではと思います。
 コストに関して、有人と比較して、無人化施工では、どの程度工事費が高いのか(あるいは安いのか)大変興味があります。
(水資源開発公団 大島伸介)

 この記事は写真・図などが多く、理解を促すのに非常に役立った。しかし、この無人化施工の必要性として「泥流対策として遊砂池を造成する」とあるが、前もってその対策をとることはできなかったのであろうか?
(北海道大学 山口隆一)

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