土木学会誌6月号モニター回答
 
編集委員会へ

 早いものでモニターに選ばれてから6ヶ月が過ぎ、報告もこれで最後です。 これまでは会社において日常の業務に追い立てられ、供覧物として回ってくる学会誌をほとんど見ることすらしなかったです。しかし、モニターに選ばれることで、半強制的にでも学会誌を読むことができました。読んでみて、意外にもと言っては失礼ですが、興味のある記事や有意義な記事が多いことに驚かされる共に、今まで無駄なことをしてきたものかと反省しました。 学会誌に対して評価している点はタイムリーな話題や一般の方にも興味を持てる内容を特集として掲載していることです。モニターとして、自分に有意義な情報収集の機会を与えてくれた編集委員会に対して有意義な意見を提供できなかったことを申し訳なく思っております。 これからも、専門誌であっても、一般誌に負けない話題を提供できる学会誌の編集をお願いします。 長い間、お世話になり、ありがとうございました。 
 (日本道路公団 氏名:桶村浩司)

 今月は、何かとあわただしくしており学会誌に十分目を通すことができませんでした。申し訳ありません。半年間モニターをさせていただき、学会誌編集のご苦労が伝わり、これからの学会誌を読む姿勢が改まったような気がしております。今後とも御世話になりますがよろしくお願いいたします。 
 (松江高専 高田龍一)

 この6ヶ月間、編集者の視点、読者の受け止め方等いろいろ考えされられた。安易な提言、批評をしている自分を省みる良い機会を与えていただき大変感謝している。最後に感想を述べさせていただく。土木学会とは、土木のみならず技術者全般の地位向上をより推進すべき団体であるべきと思う。土木学会誌の誌面構成もその一助となる。例えば、新聞のように論説委員による学会独自の社会への提言、批評はどうだろうか。今よりまして技術の意義、経緯、波及効果、事業評価を、自己批判を含めて解説するのはどうか。リタイヤしたOBが誌面上で(誌面構成を含めて)積極的に活躍する場を設けるのはどうだろう。地域社会への貢献のみならず他国へ何らかの援助をするのはどうだろう(非常時に限らず、国境なき建設技術者を組織するのはどうだろう)。包括的には、人間の叡智(技術)に対しこれを誇りとできる読後感をより一層お願いしたい。私が土木技術者である父を誇りと思うように、次世代が技術全般を誇りとし技術者を志すような今後ますますの情報発信を願う。 
 (呉高専 市坪 誠)

 「図書館だより」をいつも参考にさせて頂いております。ずいぶん多くの蔵書があるようです。地方にいる会員や学会員以外でも利用できるのでしょうか。 さまざまな分野の蔵書があるようで、上京した際にはぜひ寄ってみたいと思います。
  (CRC松島研究所 小川真一)

 個人的には、現行のテーマを絞り特集として紹介する現行の記事構成が、時事のトピックスをランダムに紹介されるような記事構成よりも読みやすく、かつ訴えたいことがダイレクトに伝わってきて読みやすかったと思います。毎回、テーマを組み続けていくのは、大変なエネルギーを必要するものと思いますが、一読者として、今後もこうした精力的な学会誌作成を継続していっていただきたいと思います。  最後に、半年間モニターをさせていただきありがとうございました。 
 (新日本製鐵梶@佐野陽一)

 半年間お世話になりました。最初は気軽なつもりで引き受けたモニターですが、毎月の回答が次第に重圧に感じられてきました。感想・意見計4件ですが、対象の記事を選ぶのと感想を文章にまとめるのに結構時間がかかってしまいました。モニター数を増やして、回答を半分の2件ぐらいにしてはどうでしょうか。もう少し気軽に意見を述べることも出来るかと思います。 
 (本州四国連絡橋公団 林 昌弘)

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