土木学会誌12月号モニター回答

太平洋の海水をヤンバル台地に揚水する

 環境問題、費用対効果の効率化による総費用の抑制など、これまで土木技術者が立ち向かって来た問題点とはかなり異なった方向からの問題解決を迫られています。この問題解決には、全く新しいアプローチと土木以外の技術との融合が不可欠であることは、学会誌の掲載内容の変遷からも伺うことが出来ます。この記事は、揚水式発電の概念を海水に応用した、新しい試みであり、ダム事業の是非が問われる最近の状況を部分的ではありますが、新しい発想で変えていこうとするもので非常に楽しく読ませてもらいました。
((株)熊谷組 西島洋幸)

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