土木学会誌11月号モニター回答

JR東日本の企業戦略と車両デザイン


 子供の頃、蒸気機関車やディーゼル機関車、特急電車などの絵本やプラモデルに夢中になっていた頃のことを思い出しながら、ほのぼのとした思いで読みました。私の郷里では当時(昭和30年代)まだ汽車が走っていました。あの勇壮な姿や汽笛の音に、子供心に胸をドキドキさせたものでした。今では、私の息子が新幹線の各機種を見て興奮しています。
 通勤、中距離移動、長距離旅行等の用途別にそれぞれの車両のコンセプトを設定し、目的に応じた顧客の満足を最大限に引出そうとする車両外観・内装両面のデザインの工夫は、走行速度、ダイヤ、車両内サービス等の向上の努力とともに継続していって頂きたいと思います。
((株)大林組 菅野 滋)






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