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JSCE Magazine,“Civil Engineering”

土木学会誌

■(一財)電力中央研究所


・件   名

石炭灰を利用した土工材の環境安全性評価技術の開発

・ 研究内容

国内の石炭火力発電所では、年間900万トンを超える石炭灰が発生しており、今後も大幅に減少することはないと考えられています。現在、発生量の97% 程度が有効利用されていますが、主体であるセメント原料への利用には上限があり、また現行の処分場の空き容量は逼迫しているため、セメント原料以外の利用先の拡大は電気事業の喫緊の課題です。
当研究所では、石炭灰利用の焦点をコンクリート混和材(JIS灰)と土木利用等(非JIS灰)に絞り、これらの利用拡大に向けた支援技術の開発を強化します。特に、後者については、環境安全性の確保が課題の一つになります。これに対応するため、当研究所では、使用用途に応じたさまざまな土工材の溶出特性を解明するとともに、それらの環境安全性を適切に評価する技術の開発について重点的に取組む計画です。そこで、関連する分野で5年以上の実務経験( 大学における研究も含みます)があり、積極的かつ調和的に研究に取り組むことのできる方を広く募集します。
詳細については、以下もご参照ください。
http://recruit.denken.jp/ninkituki

・募集人員

特定有期雇用研究員 1名

・応募資格

博士の学位を有していることが望ましい

・勤務場所

(一財)電力中央研究所 環境科学研究所 環境化学領域(千葉県我孫子市)

・雇用期間

1カ年以内(通算5年を上限に更新あり)
※職員として採用することがあります

・提出書類

下記URL をご参照ください。書類選考と面接試験があります
http://recruit.denken.jp/ninkituki/tflow/

・エントリー先

下記URL のエントリーフォームによりエントリーください
https://recruit.denken.jp/ninkituki/nentry2/

・応募締切

随時受付け、決定次第応募受付を終了します

・そ の 他

特定有期雇用研究員の勤務と待遇につきましては、以下をご参照ください
http://recruit.denken.jp/ninkituki/tguide/

・問合せ先

〒270-1194 千葉県我孫子市我孫子1646
(一財)電力中央研究所 環境科学研究所 環境化学領域
上席研究員 井野場誠治
TEL: 04-7182-1181(代)
E-mail: innova@criepi.denken.or.jp
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