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土木学会誌

論文・講演などの募集

16.第7回土砂災害に関するシンポジウム


近年,局地的な集中豪雨や地震の発生増加に伴い,甚大な土砂災害が頻発しています。2009年中国九州北部豪雨災害,2011年3月東日本大震災, 同年9月台風12号災害,2012年九州北部豪雨災害,2013年7月山口島根豪雨災害そして同年10月伊豆大島土石流災害など豪雨・地震災害が頻発し,それらに伴って発生した土砂災害により,多くの人的被害が発生しています。このような状況の中,土砂災害防止法が2001年に施行され,地方自治体では土砂災害警戒区域などの指定が進められています。そのため,指定地域では警戒避難体制の整備などソフト対策の充実が迫られており,土砂災害の予知・予測の精度向上が急務となっています。
土木学会西部支部では,2002年度から,「土砂災害に関するシンポジウム」を隔年で開催し,土砂災害の危険度評価や予知・予測法などについて広範な分野からの参加を募り,学際的見地から発表・討議を行って参りました。2012年度は,全国から,36編の研究発表と200名を越える研究者・技術者・防災行政担当者の参加を得て発表・討議を行いました。従いまして,2014年度におきましても,砂防,地盤,河川,道路,水文・気象,地形・地質,防災工学など広範な分野からの参加を募りシンポジウムを開催することといたしました。
奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。
(実行委員長 鹿児島大学地域防災教育研究センター 下川悦郎)

・主催

公益社団法人土木学会西部支部

・共催

公益社団法人砂防学会

・後援

公益社団法人地盤工学会,公益社団法人日本地すべり学会,一般社団法人日本応用地質学会,日本自然災害学会,一般社団法人水文・水資源学会

・開催期日

2014年9月26日(金),27日(土)

・開催場所

鹿児島大学稲盛会館
(〒890-8580 鹿児島県鹿児島市郡元1-21-40   TEL099-285-7701)
http://www.kagoshima-u.ac.jp/campusmap/index.html

・論文締切

2014年5月9日(金)
その後の日程 − 査読結果の通知:6月14日〜7月1日,最終原稿提出締め切り:8月1日

・論文投稿料

無料

・参加費

4,000円(会員,非会員を問いません。論文集代2,000円を含みます。)

・論文課題

(1) 豪雨・地震に起因して発生したがけ崩れ,表層崩壊,深層崩壊,土石流,地すべり,天然ダム等に関する調査あるいは研究
(2) 斜面の監視システム,モニタリング技術に関する調査あるいは研究
(3) 土砂災害の警戒避難,情報伝達などソフト対策に関する調査あるいは研究
(4) 土砂災害を引き起こした豪雨の気象特性に関する調査あるいは研究
(5) 砂防えん堤などのハード対策に関する調査あるいは研究
(6) 土砂の生産・流出・氾濫に関する調査あるいは研究
(7) 土砂の侵食・流動・堆積に関する調査あるいは研究
(8) ダム堆砂,流域の土砂動態,総合土砂管理に関する調査あるいは研究
(9) その他,土砂災害,総合土砂管理に関する調査あるいは研究
※災害報告,資料解析,現地調査など現場からの報告を歓迎します。

・論文体裁

公益社団法人 土木学会西部支部ホームページに掲載しています。

・査読

全文査読を行います(使用言語:日本語もしくは英語)。

・発表形式

口頭発表(使用言語:日本語もしくは英語)。

・論文提出先

橋本晴行  〒819-0395 福岡市西区元岡744番地 九州大学アジア防災研究センター
TEL:092-802-3422 / FAX: 092-802-3420,
E-mail: hasimoto@civil.kyushu-u.ac.jp 

・参加方法など

公益社団法人土木学会西部支部ホームページもしくは支部事務局
(TEL:092-717-6031, E-mail: jsce-w@io.ocn.ne.jp)にお尋ねください。
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会