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土木学会誌

委員会委員などの募集

12.地震工学委員会 「想定地震動研究開発委員会」の委員募集


地震工学委員会では,下記の委員会を発足させることになりました。積極的に活動して下さる会員の参加をお願い致します.

1.委員会名称

想定地震動研究開発委員会

2.委員長

堀宗朗(東京大学),幹事長:市村強(東京大学)

3.公募する委員の数

30名程度.応募者数によってはご希望にそえない場合もございますので,あらかじめご承知おきください.

4.活動期間

平成24 年4 月から2 年間を予定.なお,旅費,交通費は支給されません.

5.活動方法

e-mailやweb会議による情報交換,および,年に数回程度開催される会合に出席することを通して実施する。

6.活動内容

(背景)地震動の予測・評価の方法として大規模数値解析の利用が期待されている.次世代スパコンが代表する計算機の進歩とともに,3次元地盤データの収集・整理も進んでいる.想定された多様な地震シナリオに応じた直下地震やプレート境界地震が引き起こす地震動の予測・評価には,地震波伝播解析手法と3次元地殻・地盤モデル構築手法の研究開発が必要である.そして最新の成果を耐震設計や地震防災に継続的に利用できる仕組みが必要である.
(目的)想定された地震シナリオに基づいて計算された3次元地震動を想定地震動と称する.本小委員会は,基盤地震動の予測・評価のための,地震波伝播解析手法と3次元地殻・地盤モデル構築の研究・開発を行う.耐震設計・地震防災への利用を図るための新たな仕組みを議論し,具体的な形を提案する.なお,地震動の予測・評価には理学系研究者との連携は不可欠であり,連携強化も推進する.具体的な研究内容を以下に示す.
・地震波伝播解析手法
・3次元地殻・地盤モデル構築
・耐震設計のための基盤地震動の利用
・地震防災のための基盤地震動の利用
・理工学連携推進

7.応募方法

本委員会に参加を希望される方は,氏名,所属,連絡先住所,電話番号,FAX 番号,e-mail アドレスの他,本小委員会に参加後に活動したい内容と希望される理由や期待することを明記の上,e-mail で下の宛先までお申し込み下さい.

8.応募締切日

2012年3月26 日[月]

9.問い合わせおよび申込み先

地震工学委員会「想定地震動研究開発委員会」
幹事長:市村強(東京大学)
e-mail: ichimura@eri.u-tokyo.ac.jp
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