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21.アジア土木学協会連合協議会(ACECC)技術委員会テーマの募集

ACECC担当委員会

ACECCはアジア域内の持続可能な発展を目的として1999年に設立された組織であり、現在、10ヶ国の土木系学協会が加盟しています。ACECCの主たる役割は、アジア地域の土木学協会をコーディネートする連合組織として、アジア土木技術国際会議(Civil Engineering Conference in Asian Region: CECAR)を主催するとともに、多国間連携のもと、アジア地域が抱える社会資本整備や土木技術に関する課題を討議し問題解決を図ることにあります。
上記の目的を達成するための具体的活動として、ACECCには個別テーマによる技術委員会(Technical Committee)を設置し活動を行っております。これまでに土木学会(JSCE)が主査を担当した委員会は以下のとおりです。
・TC1:アジア太平洋沿岸ネットワークに関する技術委員会(委員長:喜岡 渉)
・TC2:総合河川管理に関する技術委員会(委員長:風間 聡)
・TC3:メコン川流域における相互協力に関する技術委員会(委員長:日下部 治)
・TC4:スマトラ沖地震とインド洋津波に関する技術委員会(委員長:今村 文彦)
・TC8:アジア域内における設計基準の調和に関する技術委員会(委員長:本城 勇介)
ACECC担当委員会では、新規に技術委員会のテーマを募集いたします。下記の応募方法等をご覧の上ご応募ください。

1.応募方法

(1)応募期間
随時、受け付けます。ただし、技術委員会の設置には、ACECC担当委員会(年に2〜3回開催)の承認が必要となります。応募時期によっては、承認を得るまでに半年程度お待ちいただく場合があります。あらかじめご了承ください(ACECC担当委員会の開催時期は、以下の申込み先担当者にお問い合わせ下さい)。
(2)応募方法
A4用紙1枚(様式任意)に、委員会名称、委員長名ならびに所属、幹事長名ならびに所属、活動の目的、連絡先を明記の上、下記申込先にご提出下さい。なお委員長は土木学会会員であることが条件です。

2.設置の手順

設置にあたってACECC担当委員会において、技術委員会設置の要件に照らし、設置提案を審議します。審議の際には、提案者または代理の方に趣旨等をご説明いただきます。
ACECC技術委員会技術の要件は次のとおりです。
(1)ACECC担当委員会の研究課題としてふさわしいもの。
(2)アジア地域の社会資本整備や土木技術の発展に寄与するもの。
(3)特定の企業等の宣伝・広告に偏らないもの。
(4)その他、ACECC担当委員会が適当と認めたもの。
上記要件に合致し、ACECC理事会への提案、承認を経て、正式に技術委員会の設置が認められます。

3.備考

技術委員会の申請ならびに実際に活動を行うにあたり、以下の点にご留意ください。
(1)技術委員会に参画する委員が確定した後、ACECC担当委員会に委員名簿を報告してください。
(2)活動の状況をホームページに掲載してください。ACECC担当委員会のホームページからリンクを貼ります。また、活動状況をACECC担当委員会において報告していただきます。
(3)活動方法は任意ですが、会議開催が必要な場合は、土木学会の会議室を使用することができます。
(4)旅費・宿泊費をはじめ、TC活動に関わる経費は自己負担とし、ACECC担当委員会予算からの配分はございません。
(5)活動成果は土木学会員はじめ広く一般に公表することを原則とします。公表方法は、原則としてアジア土木技術国際会議における特別フォーラムの開催やその他の機会におけるシンポジウム開催を通じて行うものとします。また公表の手段の一つとして出版物を発行することも可能です。

4.申込先・問合先

社団法人土木学会 ACECC担当委員会 (担当:国際室 柳川博之)
TEL: 03-3355-3452 / FAX: 03-5379-0125 / E-mail: yanagawa@jsce.or.jp
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