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土木学会誌

催事
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11.関西支部 橋梁のリハビリテーションに関する講習会

主催:土木学会関西支部
橋梁のリハビリテーションに関する調査研究委員会

わが国の鉄道橋では,初期に建設されたものの供用年数は100年を超え,その老朽化が深刻な問題となってきています.一方,道路橋では,高度成長期(1960〜70年代)に集中的に建設された「団塊の世代」が,今後一斉に更新時期を迎えることが危惧されています.そのような老朽化した構造物の点検や診断,健全度(余寿命)評価および補修補強技術は,これまでの経験を超えた未知の領域であり,各組織の垣根を越えた多くの技術者の英知を結集する必要があります.
本調査研究委員会では,主に鋼・合成橋梁を対象として,橋梁管理者,橋梁技術者,大学の研究者等を集めて幅広く情報交換を行いながら,予防保全などを含めた既設橋梁のリハビリテーションに関する調査研究を行って参りました.
このたび,その成果を踏まえ,下記の要領で講習会を開催し,研究成果をご報告申し上げたいと存じます.奮ってご参加下さいますようご案内いたします.

・開催日時

平成22年7月30日(金)13:00〜17:00

・会場

関西大学100周年記念会館ホール
吹田市山手町3-3-35
阪急電鉄「関大前」駅下車,徒歩約5分

定員

300名

参加費

無料

申込方法

FAXまたは土木学会関西支部ホームページからお申し込み下さい。
http://www.jscekc.civilnet.or.jp/secretaries/seminars/2010/kyoryo0730/
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2-1-4-409
土木学会関西支部「橋梁のリハビリテーション」研究成果報告会係
TEL:06-6271-6686  FAX:06-6271-6485
なお,申込み期限は7月23日(金)としますが,定員になり次第締め切ります.

講習会資料

資料は下記URLからダウンロードしてください.講習会ではテキスト等の資料の配布は行いません.
http://www.jscekc.civilnet.or.jp/secretaries/seminars/2010/kyoryo0730/shiryo/
(資料は順次,掲載します.)

・プログラム

司会:委員会幹事長 矢島 秀治(ジェイアール西日本コンサルタンツ(株))
13:00−13:05(5分) 開会の挨拶
土木学会関西支部副支部長 小川篤生
13:05−13:15(10分) 研究概要報告
委員長 坂野 昌弘(関西大学)
13:15−14:15(60分) 橋梁のリハビリテーションの現状
・ 鉄道橋について (財)鉄道総合技術研究所 杉本一朗
・ 道路橋について (西日本高速道路(株) 佐溝純一
14:15−15:00(45分) 補修補強事例
・鋼鉄道橋の損傷と対策方法 (西日本旅客鉄道(株)) 丹羽 雄一郎
・鋼鉄道橋上フランジの効率的な重防食塗装工法 (阪急電鉄(株)) 上田宗市
・鉄道橋RC橋脚の耐震補強 (中央復建コンサルタンツ(株) 坂田智基
15:00−15:10 (休 憩)
15:10−16:10(60分) 構造改良検討事例
・道路橋バルブリブ鋼床版の疲労対策(関西大学大学院) 山岡大輔
・モノレール用ゴム支承の開発(大阪府茨木土木事務所) 隅水友顕
・既設鋼鉄道橋の複合構造化((財)鉄道総合技術研究所) 谷口 望
・SRC床版を有する鉄道下路合成箱桁橋(レールウェイ・テクノロジー(株)) 佐藤巧二
16:10−17:10(60分) 診断・モニタリング事例
・橋梁特別検査でのカルテ作成((株)ビーエムシー) 公門和樹
・地下鉄高架橋の変位計測(交通サービス(株)) 堀 元治
・鋼鉄道橋の応力測定 ((株)シーエス・インスペクター) 小出泰弘
・FSMを用いた疲労き裂のモニタリング(阪神高速道路(株)) 川上順子
17:10−17:15(5分) 閉会の挨拶
幹事長 矢島 秀治(ジェイアール西日本コンサルタンツ(株))
※ プログラムは一部内容を変更する場合があります.
本講習会は,土木学会CPD(ポイント4.0単位)のプログラムです.

・申 込 用 紙

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